「双璧」の意味(出典・故事・語源由来)
【ことわざ】
双璧
「璧」を、「壁」と書き誤らない。
【読み方】そうへき
【意味】
二つともすぐれていて優劣のつけがたいこと。
「双璧」ということわざは、一対の宝玉で、どちらもすぐれていてどちらが優れているか判断が難しい二つのものを表しているよ。
おお、なるほど!つまり、「双璧」という言葉は、二つのものがどちらもすごくすごく優れていて、どっちが上か下か判断が難しいってことやな。
まるで宝石のペアのように、どちらも輝いているんや。これは、どちらが良いか比べても決められないほど素晴らしいものがあるってことを教えてくれる言葉なんやで。
【出典】
「北史」
【故事】
中国、北魏の陸凱の二人の子は優秀で名声が高く、洛陽県の長官が「私は長生きしたので、一対のりっぱな宝玉を見た」と言ったという。
【語源・由来】
一対の家宝の意から。
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「双璧」の解説
カンタン!解説
「双璧」という言葉には二つの意味があるんだ。
- 一対の宝玉:この意味では、文字通り二つの美しい宝石や玉を指しているんだ。古代の中国で、特に価値が高いとされる美しい宝玉が一対であることを意味していて、そのような宝玉は非常に珍重されていたんだよ。
- ともにすぐれていて優劣のつけがたい二つのもの:もう一つの意味では、二つの物事や人物がそれぞれ非常に優れていて、どちらが上か下かを決めることが非常に難しい状況を表しているんだ。例えば、二人の才能豊かなアーティストや、二つの優れた作品について言う時に使われるよ。この使い方では、両者が非常に高い水準にあることを強調していて、それぞれが独自の価値を持っているということを表しているんだね。
「双璧」という表現は、二つのものが互いに比べることが難しいほど素晴らしいという状況を表すのに使われるから、非常に賞賛される状況や人物を表すのにぴったりの言葉なんだ。
「双璧」の使い方
彼は日本お笑い界の双璧の一人だね。
年老いた今もウィットにとんだことを言って笑わせてくれるわよね。
安易に下ネタに走らないところが好感度高いよね。
お笑いの神様に愛されている感じね。
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「双璧」の例文
- 彼は健太くんとともに、日本空手界の双璧といわれる。
- それは、TikTokと双璧をなす動画サービスです。
- この二人は双璧をなす小説家なので甲乙つけがたい。
- 人気も実力も彼と双璧をなしていた。
- この二校が双璧をなし、他の追随を許さない圧倒的進学校だ。