「多言なれば数窮す」の意味(出典・類義語)
【ことわざ】
多言なれば数窮す
「多言は数窮す」ともいう。
【読み方】たげんなればしばしばきゅうす
【意味】
口数が多いと、失言や言葉に詰まる場面が増えるということ。また、口数が多いほどその言葉は力を失うということ。
なるほど、つまり「喋りすぎると結局伝えたいことが伝わらへん」ってことやな。言葉は大事な伝え手段やけど、多すぎても混乱するばっかりやな。
無駄なおしゃべりは控えて、必要なことだけを伝えるようにしようってことを教えてくれるんやな。
【出典】
「老子」
【類義語】
・多言は身を害す
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「多言なれば数窮す」の解説
カンタン!解説
「多言なれば数窮す」っていうことわざは、言葉をたくさん使えば使うほど最終的には困る、または問題が起こるっていう意味なんだよ。
これはね、昔の中国の賢者「老子」の言葉から来ていて、つまり、おしゃべりが過ぎると、自分の言葉で自分が困ることになるという意味なんだ。
例えば、友達にたくさんおしゃべりしてついつい秘密を教えてしまったとするね。でも、その秘密が広まってしまって、結局自分が困ってしまうっていうような状況をこのことわざで表すことができるよ。
「多言なれば数窮す」っていうことわざは、言葉をたくさん使うことで自分が困る状況を避けるための、大切な教えを伝えているんだよ。だから、言葉を使うときには、ちゃんと考えて、自分が困らないように注意することが大切なんだね。
「多言なれば数窮す」の使い方
健太くん。しゃべりすぎよ。
よくしゃべる人の方がモテるでしょう?
多言なれば数窮すというわよ。平穏のためには寡黙な方が良いわ。
波乱万丈でもモテた方がいい。
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「多言なれば数窮す」の例文
- よくしゃべる政治家は、多言なれば数窮すのごとしだ。
- 沈黙は金、雄弁は銀というし、多言なれば数窮すというからしゃべり過ぎないよう慎む。
- 多言なれば数窮すというように、彼は自分の発言が原因で失脚した。
- リップサービスでも余計なことは言わない方がいい。多言なれば数窮すという。
- 言葉は時に武器になり、人を傷つけることもあるし、多言なれば数窮すのように自分を害することもある。
これは、言葉を適切に使い、余計なおしゃべりを控えるべきだという警告のことばなんだよ。