「泰山前に崩るるとも色変せず」の意味(出典・語源由来)
【ことわざ】
泰山前に崩るるとも色変せず
【読み方】
たいざんまえにくずるるともいろへんせず
【意味】
全く動じないこと。
「泰山」は、中国山東省にある名山。
おー、それはすごいやん!まさに「泰山」ってやつやな。大きな山が目の前で崩れてきても、何も動じずにいられるってことやな。
すごい冷静さと強さを持ってるってことやんな。普段からそんなふうに物事に対して動じへんことが大事やねん。
【出典】
「権書」
他国の者を秦から追放する令が出された時、李斯が差し出した「逐客上書」の中のことば。
【語源由来】泰山が崩れても顔色一つ変えない意から。
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「泰山前に崩るるとも色変せず」の解説
カンタン!解説
「泰山前に崩るるとも色変せず」っていうことわざは、どんな大きな問題や困難が起こっても、自分の気持ちや表情を変えずに落ち着いていることを指しているんだよ。
例えばね、テストの結果が悪くて落ち込んだり、友達とのトラブルがあってイライラしたりする時でも、その悩みやストレスにめげずに、冷静な態度を保つことを表しているんだよ。
「泰山」というのは中国の山で、とても大きく堅固な山として知られているんだ。だから、「泰山前に崩るるとも色変せず」は、その山が崩れようとも、その堅固さや安定さを保つ様子を表現した言葉なんだ。
このことわざは、人生に起こる様々な試練や困難に対して、動じずに立ち向かう姿勢を意味しているんだよ。つまり、困難が訪れても自分自身をコントロールし、冷静さを失わずに対処することが大切なんだね。
「泰山前に崩るるとも色変せず」の使い方
健太くんは何があっても泰山前に崩るるとも色変せずね。
世の中生き抜くためには動じない心が大事だからね。
繊細だと生きづらいわね。
泰山前に崩るるとも色変せずという姿勢や図太さがないとね。
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「泰山前に崩るるとも色変せず」の例文
- 健太くんを嘲ってみたが、彼は泰山前に崩るるとも色変せずだった。
- 円安になろうが株安になろうが、この会社は社長がいる限り泰山前に崩るるとも色変せずだから大丈夫だ。
- ちょっとやそっとじゃ泰山前に崩るるとも色変せずな健太くんに男らしさを感じる。
- 人前でうろたえてはいけない。隙を与えてしまうので、泰山前に崩るるとも色変せずの姿勢を貫くべきだ。
- 泰山前に崩るるとも色変せずという心構えじゃないと、株価の上下に一喜一憂するタイプは投資に向いていない。
大きな困難や試練が訪れても、心の中ではじっと落ち着いて、顔色を変えずに対処することが大切なんだ。