【ことわざ】
立て板に水
「立て板」を「縦板」や「建て板」と書くのは誤りなので、注意が必要です。
【読み方】
たていたにみず
【意味】
つっかえることなく、すらすらと流れるように話すこと。
【語源・由来】
立てた板に水を流すと、よどみなく流れていくことから。
【類義語】
・一瀉千里
・懸河の弁
・竹に油を塗る
・戸板に豆
【対義語】
・横板に雨垂れ
【英語】
・Your tongue runs nineteen to the dozen.
・To speak nine words at once.
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「立て板に水」の使い方
ねぇ見て!これ新作のゲーム!ずっと欲しかったんだけど、やっと買ったんだ!
あら、それは良かったわね。どんなゲームなの?
これはアクションゲームなんだけど、本当に素晴らしいんだ。まず、この主人公は男の子なんだけどこの武器を使って・・・
(まったく、ゲームのことになると立て板に水なんだから。)
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「立て板に水」の例文
- スーパーマーケットで見かけた実演販売のお兄さんの口調は、まさに立て板に水だった。
- いつもは立て板に水のように話す彼女が、今回ばかりは沈黙を貫いている。
- 彼は立て板に水の口調で、相手の話の矛盾点を次々に指摘し始めた。
- 演壇に姿を現した会長は、立て板に水の如く、一気に話をし始めた。
- 私は、相手の論述の、立て板に水のスピードに困惑してしまった。