「多勢を頼む群鴉」の意味
【ことわざ】
多勢を頼む群鴉
【読み方】
たぜいをたのむむらからす
【意味】
数の多さを頼みに、取るに足りないものがのさばること。烏合の衆をののしる言葉。
「多勢を頼む群鴉」ということわざは、数の力に頼って、つまらない人たちが集まって威張り散らす様子を表しているよ。
なるほどな。それは「数の力だけで威張って、つまらないやつらが集まっている」ってことやな。
力や数だけで優位を保って、横暴な振る舞いをする集団を指してるんやな。これは、大勢や力だけに惑わされず、質や品格を重視することの大切さを教えてくれる言葉やな。
【スポンサーリンク】
「多勢を頼む群鴉」の解説
カンタン!解説
「多勢を頼む群鴉」っていうことわざは、数の力に頼って、つまらない人々の集まりが横暴な振る舞いをする様子を表しているんだよ。
「群鴉」とはカラスのことで、数が多いだけで中身や質が劣っている、つまらない集団を指しているんだね。
例えば、数の力で他の人を圧倒し、横暴な振る舞いをするグループがあるときに使われることがあります。彼らは自分たちの数の多さに頼って、他の人々を脅したり、悪い行動をとったりするんだよ。
このことわざは、単なる数の多さだけでなく、本当に価値のある集団や人物でなければ、力を持ったところで横暴にふるまっても価値がないと教えてくれるんだ。つまり、数だけでなく品質や内面の質も重要なんだよ。
「多勢を頼む群鴉」の使い方
治安が悪化してきたね。
多勢を頼む群鴉が目立ってきたわ。
今まで裏の社会で暗躍していた人たちが、表に出てきてのさばるようになったね。
そのうち外出もままならない世の中になりそう。
【スポンサーリンク】
「多勢を頼む群鴉」の例文
- 彼らは個々ではなにもできないが、多勢を頼む群鴉のように大勢で集まることで大きな顔をする。
- 弱い人間ほど群れて、多勢を頼む群鴉のごとくイキる。
- コンビニの前でたむろしているような不良は、多勢を頼む群鴉だ。
- 特に優秀でもないのに、幼稚園からの内進生は多勢を頼む群鴉のように偉そうにする。
- 多勢に無勢というように数の力は大きく、今の与党は多勢を頼む群鴉で、大した能力はないのにこの日本を牛耳っている。