「唐へ投げ金」の意味(語源由来)
【ことわざ】
唐へ投げ金
「唐への投げ金」ともいう。
【読み方】とうへなげかね
【意味】
金を無駄遣いすること。無駄な投資をすること。
「唐」は、中国。「投げ金」は、投資。
ほう、それはつまり、遠くの国にお金を投じることで、うまくいくかどうかわからん、ちょっとギャンブル感があるってことやな。
遠くの地での商売はリスクがあるけど、その分、大きな利益も狙えるかもしれへん。でも、うまくいかんと、えらい損するかもしれへんね。リスクとリターン、それと無駄遣いの警告も含まれてる言葉やな。
【語源・由来】
江戸幕府が鎖国以前に行った朱印船貿易への投資は危険性が高く、船が沈んだり海賊にあったりすると全て失うことから出たことば。
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「唐へ投げ金」の解説
カンタン!解説
「唐へ投げ金」っていう言葉は、昔の日本が海外、特に中国(唐)との間で行っていた朱印船貿易というものにおいて、海外にお金を投資することを指しているんだよ。
ただ、この言葉は、ちょっと冒険的な投資や、うまくいかないかもしれない、リスキーな投資のことを例えて言うこともあるんだ。だから、ちょっと賭け事のような感じでお金を出すことを「唐へ投げ金」という風に言うこともあるよ。
例えば、おもちゃをたくさん買って、それが人気になるかどうかわからないけど、とりあえず販売してみるっていう行動は、ちょっと「唐へ投げ金」みたいなものかな。大きなリターンがあるかもしれないけど、同時に失敗するリスクもあるって感じだね。
「唐へ投げ金」の使い方
政府は投資を勧めてるけど唐へ投げ金じゃないかな。
上がり続ける株なんてないもんね。
政府は国民の生活を保障できないからって安易な投資を勧めるのはどうかと思うよ。
誰も元本保証はしてくれないからね。自己責任でやるしかないわよね。
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「唐へ投げ金」の例文
- 健太くんの事業に投資をするのは唐へ投げ金だ。
- 唐へ投げ金して相続した財産を食いつぶす。
- 高級時計をたくさん買って唐へ投げ金だと思っていたが、価値が上がって無駄ではないと知る。
- 唐へ投げ金はしたくない。地道に貯金する。
- ストレスがたまると唐へ投げ金してしまうので、ストレスフリーの生活が健康にも未来の貯蓄のためにもいい。
この言葉は、リスクが高い投資や、結果が予測しにくい投機的な投資のたとえとして使われることがあるんだ。