【ことわざ】
勘定合って銭足らず
【読み方】
かんじょうあってぜにたらず
【意味】
理論と実践は、一致しないというたとえ。
【語源・由来】
帳簿では収支が合っているが、実際に現金が足りないことがよくあることから。
【類義語】
・算用合って銭足らず(さんようあってぜにたらず)
【英語訳】
A fool often finds himself short of his reckoning.
What’s true in theory is not always true in practice.
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「勘定合って銭足らず」の使い方

ぼくのおじさんがお店を経営しているんだけど、どうやら大変みたいだよ。

儲かっていないの?

いや、計算では儲けているはずなのにと、話しているのを聞いたよ。

まあ。勘定合って銭足らずになっているのね。
「勘定合って銭足らず」の例文
- あの会社は経営が危ないと言って確認をしたら、勘定合って銭足らずとなっているようだ。
- 毎日帳簿を付けているから大丈夫だと言っていたのに、倒産するなんて驚いた。実際には勘定合って銭足らずになっていたらしい。
- 勘定合って銭足らずということになっては困るのだよ。
- 彼は計算が得意で正確なことはとてもすばらしいが、会社を経営するのは苦手のようだ。勘定合って銭足らずなんだよ。
- どんなに頭で考えていても、実際にやってみないことには結果はわからないよ。勘定合って銭足らずにならないように願っているよ。
まとめ
いろいろなことを理論的に考えることは、重要なことではないでしょうか。
しかし、考えているだけではなく、実践することでわかることもあるのではないでしょうか。
理論ではうまくいくことも、実践となると状況が変わることもありますね。
勘定合って銭足らずということになって失敗しないように、心がけたいものですね。