「弦無き弓に羽抜け鳥」の意味(語源由来)
【ことわざ】
弦無き弓に羽抜け鳥
【読み方】
つるなきゆみにはねぬけどり
【意味】
どうしようもないこと。全く役立たずなこと。
「弦無き弓に羽抜け鳥」ということわざは、まったく役に立たないもの、あるいはどうしようもない状況を表す言葉なんだ。
ああ、つまり、そんなものがあったって全く役立たへんってことやな。弓に弦がないから弓は使えへんし、鳥は羽がないから飛べへん。
どちらも何にも使えへんってことや。なるほどな、これは、無駄なものは持っててもしゃあないってことを教えてくれるんやな。
【語源由来】
弦を張ってない弓では射ることもできないし、羽の抜けた鳥は飛ぶことができないことから。
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「弦無き弓に羽抜け鳥」の解説
カンタン!解説
「弦無き弓に羽抜け鳥」っていうことわざはね、まったく使えないもの、どうしようもないものを例えているんだ。
考えてみて、弓に弦がなかったら、矢を飛ばすことができないよね。同じように、鳥が羽をなくしたら飛ぶことができないよね。
だから、このことわざは、その2つの例を合わせて、何も役に立たないもの、どうしようもない状態を表しているんだよ。
たとえば、パズルをするときに、ピースが足りないと組み立てられないよね。それと同じように、「弦無き弓に羽抜け鳥」は、必要なものがなくて何もできない状態を言っているんだ。
こんなことわざを覚えておくと、何か困った時に、この言葉を使って状態を表現することができるよ!
「弦無き弓に羽抜け鳥」の使い方
健太くんの部屋には、弦無き弓に羽抜け鳥のようなものばかりね。
弦無き弓に羽抜け鳥にみえて、価値があるものばかりなんだよ。
がらくたにしか見えないわ。
ごみ収集日に勝手に捨てないでよ。
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「弦無き弓に羽抜け鳥」の例文
- 電気がない、普段は便利な家電製品も弦無き弓に羽抜け鳥だ。
- 使い方の分かる人がいないと、スーパーコンピューターだって弦無き弓に羽抜け鳥なんだ。
- ねじが一本ないだけで、弦無き弓に羽抜け鳥のように役立たずになる。
- こうなってしまっては弦無き弓に羽抜け鳥で、どうしようもない。
- インクがないボールペンは弦無き弓に羽抜け鳥だが、替えのインクをいれれば、ほら復活。