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【産屋の風邪は一生つく】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

産屋の風邪は一生つく

「産屋の風邪は一生つく」の意味(語源由来・類義語)

意味
【ことわざ】
産屋の風邪は一生つく

【読み方】
うぶやのかぜはいっしょうつく

【意味】
幼いころに付いた癖はなおりにくい。

ことわざ博士
「産屋の風邪は一生つく」ということわざは、小さな子供が風邪を引くと、その風邪が一生続くという意味があるんだ。

これは、文字通り風邪について言っているわけではなく、幼いときについた癖や慣習は、なかなか改善されにくい、という意味に使われることが多いよ。

助手ねこ
そうかいな。つまり、「小さいときについたクセはなかなか直らへん」ってことやな。

子供の頃に風邪引いたら、それが一生ついて回る、って考えるんやけど、実際には風邪のことを言うんやなくて、子供の頃についた癖や悪い習慣が、大人になっても直らへんことが多いって意味やな。子供の頃の行動が、大人になった時の行動にも影響するんやな、これは。

【語源・由来】
赤ちゃんの頃に風邪を引くと、その子は一生風邪を引きやすくなるということから。

【類義語】
・産屋の癖は八十まで治らぬ

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「産屋の風邪は一生つく」の解説

カンタン!解説
解説

「産屋の風邪は一生つく」っていうことわざは、幼い頃に身についた癖や習慣はなかなか直すことが難しいという意味があるんだよ。

もともとは、赤ちゃんが風邪を引いてしまうと、その後も一生風邪を引きやすくなるという意味だったんだ。産屋とは、昔の日本で赤ちゃんが生まれる場所のことを指す言葉なんだよ。

でも今では、その考え方をもっと広く解釈して、人が小さい頃についた悪い癖や習慣は、大人になってからでもなかなか直すのが難しい、という意味で使われることが多いんだ。

たとえば、「子供の頃から部屋を片付ける習慣がなかったから、大人になっても部屋がいつも散らかっている」という状況をこのことわざで表現することができるよ。だから、「産屋の風邪は一生つく」は、子供の頃の行動がその後の人生に大きな影響を与えることを教えてくれるんだね。

「産屋の風邪は一生つく」の使い方

ともこ
健太くんは、「そうです。です」って、ですを重ねるのが癖よね。
健太
自分では気づかなかったよ。
ともこ
産屋の風邪は一生つくっていうから赤ちゃんの頃から?
健太
赤ちゃんの頃から「です。です」って言っていたら天才だよ。
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「産屋の風邪は一生つく」の例文

例文
  1. 病は治るが癖は治らぬとか、産屋の風邪は一生つくとかいうけど癖は本当になおらない。
  2. 産屋の風邪は一生つくというくらい癖はぬけない。
  3. 小さい頃から正しい習慣を身につけないと、産屋の風邪は一生つくという。
  4. 妻は産屋の風邪は一生つくからと気にしているが、一生おしゃぶりをしている人はいないからいつか止めるだろう。
  5. 産屋の風邪は一生つくから、癖になる前にやめさせる。

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