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「馬には乗ってみよ人には添うてみよ」の意味(出典・類義語・対義語・英語)
【ことわざ】
馬には乗ってみよ人には添うてみよ
【読み方】
うまにはのってみよひとにはそうてみよ
【意味】
馬のよしあしは乗ってみなければわからず、人柄のよしあしはつきあってみなければわからない。何事も自分で直接経験してみよということ。
馬の性格も、人の性格も、自分で付き合ってみな、経験してみないと、ホンマのことはわからんわけや。それは自分でやってみて初めてわかること、それが大事なんやな。
【出典】
松江重頼の「毛吹草」から。
【類義語】
・人には添うてみよ馬には乗ってみよ
・人には会うてみよ馬には乗りてみよ
・人と馬には乗ってみよ添うてみよ
・馬と武士は見かけによらぬ
・人は上辺によらぬもの
・人は知れぬもの
・人は見かけに似ぬもの
・人は見かけによらぬもの
・案ずるより生むがやすし
【対義語】
・念には念を入れよ
・石橋を叩いて渡る
【英語】
・Try a horse by riding him, and judge a man by living with him.
・We understand things through experience.
・You can’t judge someone until you’ve spent time with them.
・Just like you can’t judge a horse until you’ve ridden it.
「馬には乗ってみよ人には添うてみよ」の解説
「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」っていうことわざは、何かを評価する前に、まず自分でそれを体験してみることの大切さを教えてくれるんだよ。
例えばね、友達が新しいゲームをすごく楽しいって言ってるけど、自分も実際にやってみないと、本当に楽しいのかわからないよね。同じように、馬は乗ってみないと、その馬がどんな性格で、どれだけ走るのかはわからない。そして、新しい友達とも、一緒に過ごしてみないと、その人がどんな性格で、どんなことを好きなのかもわからないんだ。
だから、「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」は、自分で試してみることで、本当のことがわかるということを伝えているんだね。何か新しいことに挑戦する時や、新しい人との関係を築く時に、このことわざを思い出して、自分で経験してみることの大切さを感じてほしいな。
「馬には乗ってみよ人には添うてみよ」の使い方
「馬には乗ってみよ人には添うてみよ」の例文
- 初対面なのに「こいつは信用できない」という目で見られた挙句、僕がする事にいちいち疑いの眼差しを向けるのでいい加減うんざりした。馬には乗ってみよ人には添うてみよということわざを知らないのだろうか。
- 馬には乗ってみよ人には添うてみよだから、新しい出会いにも期待しつつ、新しい学校に通ってみたらどうだ。
- スキルアップするためには、馬には乗ってみよ人には添うてみよで、未経験の仕事にもチャレンジすることだ。
馬の性質も、人の性格も、自分で直接経験しなければ真実は見えないんだよ。