「牛売って牛にならず」の意味(語源由来)
【ことわざ】
牛売って牛にならず
【読み方】
うしうってうしにならず
【意味】
見通しを立てないで買い換えると損をする。
「牛売って牛にならず」ということわざは、計画を立てずに物を売って新しいものを買おうとした結果、損をするという意味だよ。
なるほどな、つまり、「見通し立てずに売買すると、後で損する」ってことやな。
せっかく売った牛で新しい牛を買うつもりが、思ったより高値で買えへんってことや。これは、「ちゃんと計画を立ててから行動しよう」って教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
牛を売って代わりの牛を買おうとしても、金額が足りず買えない意から。
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「牛売って牛にならず」の解説
カンタン!解説
「牛売って牛にならず」は、計画性や見通しを持たずに物事を進めると、望んでいた結果にならない、あるいは損をすることの喩えなんだ。
この言葉は、牛を売った後、その得たお金で新しい牛を購入しようとしたときに、売った値段より新しい牛の価格が高く、購入できないという状況をイメージしているんだよ。
このことわざは、計画性の大切さや、物事を行う前にしっかりと考える必要があることを教えてくれているんだ。短絡的に行動して失敗することの警告とも言えるね。
「牛売って牛にならず」の使い方
株の売買で失敗してマイナスになってしまった。
牛売って牛にならずね。タイミングを考えないとね。
それが難しいんだよ。
著名な投資家ですら何億という損失を出すことがある世界だから難しいわよね。
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「牛売って牛にならず」の例文
- 一戸建てを売ってマンションを買おうとしたが、牛売って牛にならずだった。
- フリマアプリで不要な服を売って新しい服を買おうと思ったが、手数料と配送料が予想外に高く牛売って牛にならずという結果になった。
- 先の先まで見通さないと、勘で売買すれば牛売って牛にならずとなる。
- 異常気象や感染症蔓延で経済が安定してない今、先を読むことが難しく牛売って牛にならずとなることが多々ある。
- 牛売って牛にならずでは借金を抱えるだけだ。見通しの甘い君に経営は無理だろう。