【ことわざ】
牛は牛連れ、馬は馬連れ
【読み方】
うしはうしづれ、うまはうまづれ
【意味】
同類や似た者同士は自然と集まりやすいという事。また、似た者同士で物事を行えば、調和が取れて上手くいくという事。
【語源・由来】
牛と馬は歩調が合わないが、牛同士または馬同士なら歩調が合い、連れ立つのが良いという事から。
【類義語】
・合うた釜に似寄った蓋
・同気相求む
・同類相求む
・似合い似合いの釜の蓋
・似合う夫婦の鍋の蓋
・似た者夫婦
・似るを友
・ねじれ釜にねじれ蓋
・蓑のそばへ笠が寄る
・目の寄る所へ玉も寄る
・類は友を以て集まる
・類は友を呼ぶ
・類は類を呼び友は友を呼ぶ
・類をもって集まる
・破れ鍋に欠け蓋
・割れ鍋に綴じ蓋
【対義語】
・氷炭相容れず
【英語訳】
・Every Jack has his Jill.
・Birds of a feather flock together.
「馬は馬連れ、牛は牛連れ」「馬は馬連れ、鹿は鹿連れ」、または単に略して「牛は牛連れ」「馬は馬連れ」と表すこともあります。
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「牛は牛連れ、馬は馬連れ」の使い方

ともこちゃんは部活動は、どれに入部する事に決めたんだい?

私は吹奏楽部に入部する事に決めたわ。健太くんはどうなの?

僕は放送部に入部する事にしたんだ。そこの皆とは、ものすごく気が合って楽しく過ごせそうだよ。

それはよかったわね。牛は牛連れ、馬は馬連れというし、自分に馴染むところにいた方が快適よね。
「牛は牛連れ、馬は馬連れ」の例文
- 牛は牛連れ、馬は馬連れで、同じ趣味を持った彼とは気も合い仲良く出来ている。
- 旅をするなら、牛は牛連れ、馬は馬連れで、同じような考え方をした友達と行くのが楽しいものだ。
- 牛は牛連れ、馬は馬連れというのだから、相反するあの二人を組ませても上手く行かないと思うよ。
- あの会社の人間は皆考え方が似ているよ。牛は牛連れ、馬は馬連れだね。
- 同じ学校出身の彼女とは非常に話が合うよ。牛は牛連れ、馬は馬連れだ。