「内に省みて疚しからず」の意味(出典)
【ことわざ】
内に省みて疚しからず
【読み方】
うちにかえりみてやましからず
【意味】
自分の心の中を省みて、少しも良心に恥じるところがないこと。公明正大であること。
「内に省みて疚しからず」ということわざは、自分自身の良心に照らして、自分の行動に恥ずかしいところがない、つまり自分の行動を後悔しないという意味があるんだよ。
ほんまにな。これは「自分の心に正直になって、自分の行いに恥じない」ってことやな。
つまり、自分の良心と向き合って、行動すれば、後悔はないっていうことやな。自分自身と向き合うことの大切さを教えてくれてる言葉やな。
【出典】
「論語」。孔子が門人に、君子のあるべき姿について問われた時に語ったことば。
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「内に省みて疚しからず」の解説
カンタン!解説
「内に省みて疚しからず」っていうことわざはね、自分の心を見つめて、自分がしてきたことについて恥ずかしいと感じる部分が一つもない、っていう意味だよ。
例えばね、授業中にちゃんと先生の話を聞いて、宿題もきちんとやって、友達とも仲良くして、自分のやるべきことを全部やったとするね。そんな時、自分の心の中を見つめてみて、「やっぱり、宿題をサボってしまったかな?」とか「あの時、友達にちょっと冷たくしたかな?」とか、そういう恥ずかしいと感じる部分が一つもなければ、「内に省みて疚しからず」って状態なんだよ。
「省みる」っていうのは、自分の心を見つめ直す、反省するっていう意味で、「疚しい」っていうのは、恥ずかしい、後ろめたいっていう感じだよ。だから、「内に省みて疚しからず」っていうのは、自分の行動に対して、心の中で後悔することなく、自分自身を誇れるっていう状態を指しているんだよね。
「内に省みて疚しからず」の使い方
内に省みて疚しからずと言える政治家はどれくらいいるんだろうね。
選挙はお金がかかるから、ゼロでしょうね。
お金が絡むと必ずどす黒い話になるね。
貨幣経済が人間を狂わせて行ったんでしょうね。
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「内に省みて疚しからず」の例文
- 窃盗の嫌疑をかけられたが、内に省みて疚しからずと胸を張って言える。
- 内に省みて疚しからずだから好きなだけ捜査するがいい。
- もしも内に省みて疚しからずならば目をそらさないはずだ。
- 内に省みて疚しからずであの時とった行動は間違っていないと思っている。
- 人生を振り返り、内に省みて疚しからずと言える人間だけが極楽に行ける。