「郷原は徳の賊」の意味(出典・英語)
【ことわざ】
郷原は徳の賊
【読み方】
きょうげんはとくのぞく
【意味】
善良な人間を装う偽善者は、本当の道徳を損なうものだということ。
いいこと言ってる人が本当にいいことしてるかは、ちゃんと目を光らせて見なあかんってことやろ。ホンマ、人は見かけによらへんねんな。
【出典】
「論語」
【英語】
A friend to all is a friend to none.(万人の友人は誰の友人でもない)
「郷原は徳の賊」の解説
「郷原は徳の賊」っていうのは、「論語」という古い本の中に出てくる言葉だよ。これは、自分をとっても良い人や道徳的な人のように見せかけているけど、実はその裏で、良いことや道徳を害している人を指しているんだ。
つまり、外見や言動で「私はすごく良い人だよ」とアピールするけど、実際の行動や考えがそれとは違っているような人に注意しなさいっていう意味が込められているんだよ。
「郷原」とは、自分を道徳家のように見せる人のことを指していて、「徳の賊」とは、徳や善良さを害する人、つまり、良いことや正しいことを邪魔する人のことを言っているんだね。だから、この言葉は「見かけにだまされないように」という教えを伝えているんだよ。
「郷原は徳の賊」の使い方
「郷原は徳の賊」の例文
- 八方美人な彼は浅はかで、まさに郷原は徳の賊だ。
- 彼は良い人そうだが、郷原は徳の賊で実は邪悪な人間だ。
- 良い人と評判がいいが私は知っている。彼は郷原は徳の賊で内心悪いことばかり考えていることを。
- 狭い範囲で評判が良い人は、大抵郷原は徳の賊である。聖人君主に認められるような人こそが真の良い人だ。
- 彼はいつもニコニコしているが郷原は徳の賊で、心の中では毒を吐いている。