【ことわざ】
上には上がある
【読み方】
うえにはうえがある
【意味】
最高にすぐれていると思っても、さらにすぐれたものがある。うぬぼれや欲望を戒める言葉。
【語源・由来】
程度が最も上だと思っても、広い世の中にはさらに程度が上のものがある意。
【類義語】
・上を見れば方図がない(うえをみればほうずがない)
・上に上あり下に下あり(うえにうえありしたにしたあり)
【対義語】
–
【英語訳】
There may be blue, and better blue.
「上には上がいる」というのは、本来誤りであったが、最近では使われることが多くなっている。
これは、もの全てではなく、人限定にしてとらえるようになったからと考えられる。
これは、もの全てではなく、人限定にしてとらえるようになったからと考えられる。
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「上には上がある」の使い方

ぼくが賞を取った絵を見てくれた?

とても素晴らしい絵だったわね。

だけど、一番素晴らしいのは別の人が描いた絵だって、みんなが話していたよ。

上には上があるということね。
「上には上がある」の例文
- 上には上があるというでしょう。それくらいの成績で満足していてはいけないわ。
- 彼女の才能は素晴らしいと思ったけれど、上には上があるものだな。
- 最高記録を達成した次の瞬間には、その記録が塗りかえられていく。上には上があるということか。
- 上には上があるというもので、苦労して出したギネスブックの記録もすぐに塗りかえられてしまった。
- 私は会社を倒産させてしまった失敗を後悔しているが、上には上があるもので、彼はいくつもの会社を倒産させているらしい。
「もっと上があるのか!」と、感嘆りたりあきれたりしたときに使う。
また、戒めの言葉として使うこともある。
「これ以上の作品はないと思っていたが、上には上があるものだな。」
また、戒めの言葉として使うこともある。
「これ以上の作品はないと思っていたが、上には上があるものだな。」
まとめ
最高の成績をおさめたり、優秀な結果を残したりしても、上には上があるということがありますね。
しかし、だからといってあきらめずに、さらに上を目指してがんばりたいものですね。