「安物買いの銭失い」の意味(類義語・英語訳)
【ことわざ】
安物買いの銭失い
「銭」=お金。
【読み方】
やすものがいのぜにうしない
【意味】
安いからといって物を買っても、品質が悪かったり、使い道がなかったり、役に立たなくて、高い物を買うよりも、結局損をすることになるということ。
「安物買いの銭失い」ということわざは、安いものは品質が低く、すぐに壊れてしまい再度購入する必要が出てきてしまうから、結局は高くつくという意味だよ。
そっか、それはつまり、「安いものを買うと結局は損する」ってことやな。安いからって飛びついて買っても、品質がイマイチで、すぐに壊れたりすると、再度買い直さなアカンから、結局はお金がかかるってわけや。
高いものを一度ちゃんと買った方が、長く使えて結局はお得なんやな。
【類義語】
・安かろう悪かろう
【英語訳】
Cheapest is dearest.
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「安物買いの銭失い」の解説
カンタン!解説
「安物買いの銭失い」っていうことわざはね、安い物を買うと結果的には損をするよ、っていう意味なんだよ。
たとえば、おもちゃを買うときに、100円ショップで安いおもちゃを買ったとしよう。でもそれはすぐに壊れてしまって、すぐに新しいのを買わないといけない。そうすると、結局、最初からちょっと高価でも丈夫なおもちゃを買っておけばよかったと後悔することになるんだよね。
これが「安物買いの銭失い」の意味だよ。つまり、質の悪い安い物を買うと、最終的にはそれが壊れて新しいものを買うコストがかかり、結局はお金を無駄に使ってしまうことを教えてくれるんだ。
このことわざは、明確な由来はないけど、長い間日本で言われてきた教訓なんだよ。だから、物を買うときは、ただ安いからという理由だけでなく、その品質や耐久性もしっかりと考えることが大切なんだ。
「安物買いの銭失い」の使い方
安かったからおねだりして、中古のゲーム機買ってもらったら、直ぐ壊れちゃった。
あるよね。私のお母さんもバーゲンとかいって買った物が1回の洗濯でダメになったり。
こういうの安物買いの銭失いっていうんだよね。
あら、よく知ってるわね。その通りよ。
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「安物買いの銭失い」の例文
- それは異常に安い、材料費から考えてもおかしい。安物買いの銭失いにならないようよく確認したほうがいいな。
- 得だと思って安いセーターを買ったが、品質が悪くてすぐにだめになり、結局は買いなおすはめになった。安物買いの銭失いとはこのことか。最初から高くて品質の良いセーターを買えばよかった。
- ともこちゃんはバーゲンセールで安いからと大量の服を買ったけれど、一切使っていない。安物買いの銭失いだ。
- 安い物に飛びついて、修理代の方が高かった。典型的な安物買いの銭失いになってしまった。
- 値段的には手頃だが、維持費はどうなのか。維持費が高いなら結局は安物買いの銭失いと同じだ。
- 安いと思って格安スマホを買ったけど、通信環境が悪くて使いづらいので買い換えました。全く安物買いの銭失いでした。
【注意!】間違った例文
❌「百円ショップでたくさん買ったら今月のおこづかいがなくなってしまった。安物買いの銭失いだ。」
この使い方は間違い。「安物買いの銭失い」は、安物を買いすぎてお金がなくなったということではない。