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【安物買いの銭失い】の意味と使い方や例文(類義語・英語)

安物買いの銭失い

【ことわざ】
安物買いの銭失い

「銭」=お金。

【読み方】
やすものがいのぜにうしない

【意味】
安いからといって物を買っても、品質が悪かったり、使い道がなかったり、役に立たなくて、高い物を買うよりも、結局損をすることになるということ。

【類義語】
・安かろう悪かろう

【英語】
Cheapest is dearest.

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「安物買いの銭失い」の使い方

健太
安かったからおねだりして、中古のゲーム機買ってもらったら、直ぐ壊れちゃった。
ともこ
あるよね。私のお母さんもバーゲンとかいって買った物が1回の洗濯でダメになったり。
健太
こういうの安物買いの銭失いっていうんだよね。
ともこ
あら、よく知ってるわね。その通りよ。
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「安物買いの銭失い」の例文

例文
  1. それは異常に安い、材料費から考えてもおかしい。安物買いの銭失いにならないようよく確認したほうがいいな。
  2. 得だと思って安いセーターを買ったが、品質が悪くてすぐにだめになり、結局は買いなおすはめになった。安物買いの銭失いとはこのことか。最初から高くて品質の良いセーターを買えばよかった。
  3. ともこちゃんはバーゲンセールで安いからと大量の服を買ったけれど、一切使っていない。安物買いの銭失いだ。
  4. 安い物に飛びついて、修理代の方が高かった。典型的な安物買いの銭失いになってしまった。
  5. 値段的には手頃だが、維持費はどうなのか。維持費が高いなら結局は安物買いの銭失いと同じだ。
  6. 安いと思って格安スマホを買ったけど、通信環境が悪くて使いづらいので買い換えました。全く安物買いの銭失いでした。

【注意!】間違った例文

❌「百円ショップでたくさん買ったら今月のおこづかいがなくなってしまった。安物買いの銭失いだ。」

この使い方は間違い。「安物買いの銭失い」は、安物を買いすぎてお金がなくなったということではない。




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