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【焼け石に水】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語)

焼け石に水

「焼け石に水」の意味(語源由来・類義語・英語訳)

意味

【ことわざ】
焼け石に水

「焼け石」=焼けて熱くなった石。

【読み方】
やけいしにみず

【意味】
努力や援助がわずかでは、効果がほとんど期待できないことのたとえ。

助けが少なすぎて、ほとんど役に立たないこと。
ことわざ博士
「焼け石に水」ということわざは、少ない努力や援助が全く効果を発揮しないことを表しているんだよ。

たとえば、熱した石に少しの水をかけても、すぐに蒸発してしまうように、十分でない対策は問題を解決できないという意味があるんだ。

助手ねこ
そうかいな、それは「ちょっとした努力や援助は結局何も変えられへん」ってことやな。ホットな石にちょっとだけ水をかけても、すぐにパーっとなくなるやんか。

それと同じで、あんまり足りへん努力や援助は、結局なんの助けにもならへんってことを教えてくれてるんやな。やるならちゃんとやらんといかんわけや。

【語源由来】
焼けてとても熱くなった石に少し水をかけても、すぐに水は蒸発して、石は熱いままであることから。

【類義語】
・二階から目薬
・遠火で手をあぶ

【英語訳】
It’s just a drop in the bucket.(バケツの中の一滴だ)

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「焼け石に水」の解説

カンタン!解説
解説

「焼け石に水」っていう言葉はね、火で熱くなった石に少しだけ水をかけても、その水はすぐに蒸発しちゃって、石は全然冷まないんだよね。だからこの言葉は、「少しだけ頑張ったり、助けを出したりしても、それは全然足りなくて、何の役にも立たない」っていう意味になるんだ。

例えばね、テスト前に一夜漬けで勉強するみたいなことがこれに当たるんだ。そんな少しの勉強で、全体のテストの内容を全部理解することはできないよね。それが「焼け石に水」っていう表現なんだ。

ここで、「焼け石」は問題や課題を表し、「水」はその問題や課題に対するちょっとした努力や支援を表しているんだよ。だから、これを使って、「ちょっとだけの努力や支援では、大きな問題は解決できない」って教えてくれるんだね。

「焼け石に水」の使い方

ともこ
健太くん、コップの水どこに運んでいるの?
健太
当番だから、花壇に水をやるんだ。
ともこ
だめよ、こんなに暑い日なのに、それじゃ焼け石に水よ。ホースでちゃんと散水しないと。
健太
そうだよね。考えが甘かったかな。ごめんなさい。
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「焼け石に水」の例文

例文
  1. 雨が強すぎて、土嚢どのうを積んでも積んでも漏水ろうすいを防げない、これじゃ焼け石に水だ別の方法を考えよう。
  2. 焼け石に水というように、努力や助けが少なすぎては、何のききめもない。
  3. 野球の試合で、13対0で負けている試合で、最終回にソロホームランが一本出たけれど、焼け石に水だった。
  4. この規模の作業だと、一人でそんなことをしていても焼け石に水だ、みんなで手伝おう。
  5. こんな大火事にバケツの水をかけたくらいでは、焼け石に水だ。
  6. ダイエットに張り切っているけど、おかしをちょっと減らしたぐらいでやせようなんて、焼け石に水だと思う。
  7. 今日も猛暑だな、打ち水をしても直ぐ乾く、まさに焼け石に水だ。かき氷でも食べて身体の内側から冷やすか。
  8. 今から勉強しても焼け石に水だ、きっぱりあきらめて覚悟を決めよう。

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