「善因悪果を招く」の意味(類義語)
【ことわざ】
善因悪果を招く
【読み方】
ぜんいんあっかをまねく
【意味】
良いことがあると、続けて悪いことが起きやすいということ。
「善因悪果を招く」とは、良いことが起きた後に、次に悪いことが起きやすいっていうことを教えてくれるんだよ。
わかりやすく説明すると、「宿題が全部終わってゲームをしていいと思ったら、いきなり部屋の掃除を頼まれた」みたいな感じやな。
良いことがあった後には気を引き締めておかんと、次に悪いことが起きるかもしれないということを教えてくれる言葉やな。
・善の裏は悪
・禍福は糾える縄の如し
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「善因悪果を招く」の解説
カンタン!解説
「善因悪果を招く」ということわざは、良い行いや良い事柄が起こった後に、予期せず悪い結果や問題が生じることがあるという意味を持っているんだよ。この言葉は、良い原因が必ずしも良い結果をもたらすわけではなく、時には意外な悪い結果を招くことがあるということを表しているんだね。
例えば、誰かを助けるために行った善行が、予期せぬトラブルや誤解を引き起こす場合などがこれにあたるよ。このような状況では、良い意図や行為が意外にも悪い結果につながることがあるんだ。
このことわざは、良い意図や行為が常に良い結果をもたらすとは限らないという現実を教えてくれるんだよ。また、良い行いをする際には、その結果や影響に注意深く考慮する必要があるという教えも含まれているんだね。物事の結果は複雑で予測不可能なことが多いから、善行をする際にも慎重に行動することが大切なんだ。
「善因悪果を招く」の使い方
一等賞をひいたよ。
善因悪果を招くというから次は悪いことがあるかもね。
二等賞くらいの方がよかったかな。
ほどほどの方がほどほどの災難で済みそうよね。
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「善因悪果を招く」の例文
- 善因悪果を招くというから、良いことがあると怖くなる。
- 幸運に恵まれた彼が羨ましいが、善因悪果を招くはずだから不幸な彼を見て留飲を下げよう。
- 善因悪果を招くし禍福は糾える縄の如しだから、いつまでも幸福というわけにはいかない。
- 善因を積みながらも善因悪果を招くこともあるが、概ね善因善果、悪因悪果になる。
- あまり幸運に浮かれすぎていると、善因悪果を招くことになるよ。