「浅は与に深を測るに足らず」の意味(出典)
【ことわざ】
浅は与に深を測るに足らず
【読み方】
せんはともにしんをはかるにたらず
【意味】
浅い見識の者とは、ともに奥深い道理や真理を突き詰めることはできない。
例えば、サッカーを全然知らん人と、ワールドカップの戦術を語るのは難しいようなもんやな。だから、なにかを深く理解するためには、ちゃんとその分野について学ぶことが大事なんやで。
「荀子」
「浅は与に深を測るに足らず」の解説
「浅は与に深を測るに足らず」ということわざは、浅薄な知識や理解しか持たない人とは、深い知識や複雑な問題を一緒に考察し、理解することはできないという意味を持っているんだよ。この表現は、深い議論や知的な探求を行う際に、相手の知識や理解の深さが重要であることを示しているんだね。
このことわざは、深い知識や洞察力を持つ人々との議論や学習が、より価値があるという考え方を示しているよ。浅い理解や表面的な知識しか持っていない人とは、複雑な問題や深遠な主題について有意義な議論を行うことが難しいということなんだ。
この言葉は、深い知識や理解を持つ人々との交流や議論が、より豊かで有益な学びや成果を生むという教訓を含んでいるんだね。また、深い理解や洞察を求める際には、適切な知識と理解を持つ人々と協力することの重要性を教えてくれるよ。このことわざは、深く掘り下げることの重要性と、そのためには適切な相手との協力が必要であることを示しているんだ。
「浅は与に深を測るに足らず」の使い方
「浅は与に深を測るに足らず」の例文
- 科学の知識がない家族に、研究方針をどうすればよいか聞いても浅は与に深を測るに足らずだ。
- お互いに深い知識がないと、浅は与に深を測るに足らずと感じる。
- 知識不足の人とは議論できない。浅は与に深を測るに足らずという。
- 見識の深い人と話し合うことで、新たな局面が見えてきたりするものだが、見識が浅い人とは浅は与に深を測るに足らずとなり無駄だ。
- 浅は与に深を測るに足らずというので、浅い見識の人とは話したくない。時間の浪費になる。
つまり、深い理解を得るためには十分な知識や経験が必要であるという教えがあるんだ。