人間万事塞翁が馬の意味と読み方!座右の銘にしてる有名人も沢山いるよ

人間万事塞翁が馬ということわざを聞いたことがありますか?

そういえば、「気にするなよ。人間万事塞翁が馬というじゃないか。きっと次はいいことがあるさ。」と友達に言われたことがあるな。

意味は分からなかったけれども、なんだか励まされた気がするという人もいるのではないでしょうか。

字面だけでかっこいいこのことわざ、なんと、あの京都大学ips細胞研究所(CiRA)所長でありノーベル生理学・医学賞を受賞された有名人である山中伸弥教授が座右の銘にしていることわざとして講演会で取り上げることが多いです。

そんなすごい人が大好きな言葉ってどんな言葉なんだろう?興味がわいてきますよね。ここからは人間万事塞翁が馬の読み方や意味、どのようなことわざなのかを紹介していきます。

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人間万事塞翁が馬の意味

人間万事塞翁が馬(じんかんばんじさいおうがうま)」は人の幸・不幸は予測しがたいもので、簡単に一喜一憂すべきではないという意味です。

「人間」の読み方は「にんげん」じゃないの?と思われるかもしれませんが、この言葉が生まれた中国では、「人間」は我々人類を意味する語ではなく、「世間、世の中、この世」という意味があり、本来の読み方はじんかんです。
現代では、「にんげん」と呼んでも誤用ではないとされています。

人間万事塞翁が馬の由来

人間万事塞翁が馬は【淮南子(えなんじ)】「人間訓」という淮南王劉安が編纂させた思想書に出てくる言葉です。

むかし、むかし、中国の北方のお城のそばに「塞翁」というおじいさんが住んでいました。

ある日、そのおじいさんの唯一の財産であった馬が逃げてしまったので、村人たちがおじいさんを気の毒に思い、慰めの言葉をかけに来ました。

でもおじいさんは、
「これは幸運なことになるだろう。」
と言いました。

しばらくして、逃げた馬がおじいさんのもとに帰ってきて、しかもその馬よりも立派な馬を連れてきたのです。

すると、村人たちはおじいさんのもとにまた集まってきて、
「おじいさん。馬が返ってきたし、さらに駿馬まで連れて帰ってくるなんてラッキーでしたね。」
とお祝いの言葉を口々に言いました。

でもおじいさんは、
「いいや。きっと悪いことが起こる。」
と顔を曇らせました。

数日後、おじいさんが予想したとおりに、おじいさんの大切な息子が落馬して、足を骨折して歩けなくなってしまいました。

すると、村人たちがおじいさんの家に集まってきて、
「大事な息子さんがけがをして災難でしたね。」
とお見舞いの言葉を口にしました。

でも、おじいさんは
「いやいや。これは何かいいことが起こる予兆かもしれない。」
と言いました。

しばらくしておじいさんの国で戦争がはじまりました。村の若者は皆、戦争に駆り出され亡くなっていきました。でも、おじいさんの息子は、怪我をしていたおかげで戦争に行かずに済んだという故事に基づいています。

おじいさんの不幸が幸福に、幸福が不幸に、そしてまた不幸が幸福に転じたように人生何が起こるかわからないものです。

村人たちのように幸不幸に一喜一憂するのではなく、人生における幸不幸は予測しがたいものだと理解して、おじいさんのようにどーんと構えて生きていきたいものですね。

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人間万事塞翁が馬の使い方

例文を使って、人間万事塞翁が馬の使い方を紹介します。

健太
受験に失敗して落ち込んでいたけれども、人間万事塞翁が馬、滑り止めの大学で運命の人と出会うことができたんだ。

災いだと思っていたことが、幸運に転じた例です。受験に失敗して、自信を無くし気落ちしていたけれども、第二希望の大学で素晴らしい出会いがあり、希望を取り戻し幸せだという意味です。

健太
あこがれの人と結婚して幸せの絶頂にあったのに、勤めていた会社が倒産するなんて、塞翁が馬とはこのことだ。

こちらは、幸せが災いに転じた例です。大好きだった人と結婚して人生バラ色だと思っていたところに、会社が倒産して、経済的不安を抱えることになってしまい、不幸のどん底に落ちてしまったという意味です。

このように、「塞翁が馬」と省略して使うこともあります。

人間万事塞翁が馬の類義語

人間万事塞翁が馬の類義語を紹介します。

禍福は糾える縄の如し(かふくはあざなえるなわのごとし)
幸福と不幸は、より合わせた縄のように交互にやってくるという意味です。

沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり
長い人生のうちには、悪いときもあればよいときもある。悪いことばかりが続くものではないというたとえです。

人間万事塞翁が馬と合わせて覚えておくと便利ですね。

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座右の銘にしてる有名人も沢山いるよ

冒頭でも紹介しましたが、人間万事塞翁が馬は、多くの有名人の座右の銘となっています。

例えば、「島耕作」シリーズで知られている漫画家の弘兼憲史さん、女優の芦田愛菜さん、サッカー日本代表の監督だった岡田武史さん、元野球選手の松井秀喜さん等、第一線で活躍する人たちです。

この言葉に時に励まされ、時に謙虚な気持ちを思い起こさせられてきたのでしょう。

未来は誰にも見ることはできないけれども、自分の信じる道を全力で進んでみよう。

全力でやった結果が幸不幸のどちらになっても、塞翁のように、それがいつかどちらにも転じることがあるのだと。どちらに転じたとしても全力でやったことに悔いが残るはずがない。

みなさんも人間万事塞翁が馬をご自身の座右の銘の一つに加えて、自分の力を信じてかけがえのない人生を楽しんでください。

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