「十字架を背負う」の意味
【ことわざ】
十字架を背負う
【読み方】
じゅうじかをせおう
【意味】
消えそうもない深い苦しみや罪の意識に、いつまでも悩み続けることのたとえ。
ああ、なるほどなぁ。つまり、「めっちゃ重いもんをずっと背負ってる」ってことか。それは大変やなぁ。しんどいことや辛いことをずっと抱え続けてるわけやから、心が楽になることはないんやな。
この言葉は、そんな大変な状況を表してるんやね。
【語源・由来】
キリストが、はりつけにされた十字架は、罪と苦難の象徴とされることから。
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「十字架を背負う」の解説
カンタン!解説
「十字架を背負う」という言葉はね、とっても重い苦しみや、背負っている負担、またはなかなか消えない罪のようなものを、ずっと自分で持ち続けている状態を表しているんだよ。
この言葉の由来は、キリスト教にある話から来ていて、イエス・キリストが人々の罪を背負って十字架を運んだという話に基づいているんだ。それはとても重たくて、大変な苦しみを伴うことだったけれど、イエス・キリストはそれを耐え忍んで人々のためになったとされているよ。
だから、「十字架を背負う」って言うときは、本当に辛くて重い負担を自分で持ち続けている、という意味で使われることが多いんだね。それは物理的な重さだけじゃなくて、心の中にある重苦しい感情や、罪悪感、責任感なども含まれることがあるんだよ。
「十字架を背負う」の使い方
健太くんは、裏切り者としての十字架を背負って生きていくことができるの?
うーん。無理だなあ。
そうでしょう?十字架を背負うことは大変な事よ。だからその手に持っている人気がありすぎて、お店で最後の一つだったお菓子を分けあいましょうよ。
うん。なんかうまく言いくるめられた気もするけど、分けよう・・・。
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「十字架を背負う」の例文
- 理由がどうであろうと、一人の人間を欺き、死に追いやったという罪悪感は日にちが経っただけで消えていくものではないから十字架を背負っていくことになるだろう。
- 今回の登山で健太くんは、パートナーの命を失い、その死の責任を問われ、重い十字架を背負ったような人生となった。
- 二度と同じ過ちを繰り返さないよう、罪の十字架を背負い続けることはとても大切なことだと思います。
- 健太くんは、宿命の十字架を背負った悲劇の人である。
- 君が立ち向かわなかったせいで、君の子孫が十字架を背負うことになった。
これは消えることのない罪や責任を、常に自分の中に持っている状態を表しているんだね。