【ことわざ】
柳眉を逆立てる
【読み方】
りゅうびをさかだてる
【意味】
とても美しい人が、怒って眉をつりあげていることのたとえ。
【語源・由来】
「柳眉(りゅうび)」とは、柳の葉のように細くて美しい眉のこと。
【類義語】
・柳眉を蹴立てる(りゅうびをけだてる)
・柳眉を釣り上げる(りゅうびをつりあげる)
【英語訳】
He raises his eyebrows in anger.
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「柳眉を逆立てる」の使い方
健太くん、また練習をサボっていたわね。今度はどこへ遊びに行っていたの?
サボったわけじゃないよ。ちょっと疲れていたから、家でのんびりゲームをして遊んでいただけなんだ。
それをサボったと言っているのよ。もう少し真面目に練習したらどうなの?
ともこちゃん、そんなに柳眉を逆立てて怒らないでよ。
「柳眉を逆立てる」の例文
- 彼女が柳眉を逆立てると、その美しさはより際立った。
- お隣の奥さんは、いつもニコニコしていて優しそうだけど、一度柳眉を逆立てているところを見かけたら、ものすごい迫力だった。
- 上司が柳眉を逆立てる姿は、怖いというよりも美しくて見とれてしまった。
- 恋人はぼくの好みそのものなので、柳眉を逆立てていても、可愛らしくて微笑んでしまう。
「柳眉を逆立てる」とは、女性に対して使う言葉なので、男性に対して使うのは誤りなので間違えないように注意が必要。
「彼は急に柳眉を逆立てると、次々に罵倒し始めた。」などと使うのは誤り。
「彼は急に柳眉を逆立てると、次々に罵倒し始めた。」などと使うのは誤り。
まとめ
美しい人というものは、笑っているときはもちろんですが、柳眉を逆立てるというように、怒っていても美しいと思うのではないでしょうか。
しかし、あまり怒らせてしまって嫌われないように、気をつけなければいけませんね。