【ことわざ】
門松は冥土の旅の一里塚
【読み方】
かどまつはめいどのたびのいちりづか
【意味】
めでたい門松も、それを立てるたびに年を重ねるから、次第に死に近づく標示ともみられるということ。
正月は冥土の旅の一里塚ともいう。
【語源・由来】
一休の狂歌で「門松は冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし」より。
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「門松は冥土の旅の一里塚」の使い方
昔は、誕生日じゃなく、お正月が来ると年をとることになっていたんだって。
へえ、それで門松は冥土の旅の一里塚なんだね。なんでお正月が来るたびに死が近づくんだろうって思っていたよ。
まだまだ十代で若いじゃないかって言われるけれど、確かに、幼い頃より、傷の治りが遅くなってきているから老化しているんだなって思うわよね。
ああ。それは僕にもわかるなあ。小さいころは疲れ知らずだったけど、最近、すぐ疲れるんだよね。まさに門松は冥土の旅の一里塚だよね。
「門松は冥土の旅の一里塚」の例文
- 門松は冥土の旅の一里塚という言葉があるが、去年の正月より物覚えが悪くなったようで、お年玉の額が思い出せないんだが一人、千円でよかったのかな?
- 門松は冥土の旅の一里塚という言葉があるが、前回のマラソンの記録より遅くなったのは、老化のせいだろうか、さぼったせいだろうか。
- 門松は冥土の旅の一里塚という言葉があるが、昔は、門松を立てるも何も、一回目のお正月を迎える前に冥土に旅立つ赤ん坊がたくさんいたそうだ。
- 門松は冥土の旅の一里塚という言葉があるが、一年一年、誰しも確実に老化していくが、私は老化を恐れずに楽しく老いて冥土に旅立ちたいと思う。
- 門松は冥土の旅の一里塚という言葉があるが、一年ごとに、冥土に近づいていることを意識することで大事に日々を生きることができるのかもしれない。