【ことわざ】
噛む馬はしまいまで噛む
【読み方】
かむうまはしまいまでかむ
【意味】
悪い性質や癖は容易に変えられず、死ぬまでなおることはないという事。
「噛む馬はしまいまで噛むで、彼は昔からずっと早起きだ。」などと、良い習慣については使わないので注意が必要です。
【語源・由来】
人を噛む癖のある馬は、死ぬまで癖が直らず噛みつく事から。
【類義語】
・頭禿げても浮気はやまぬ
・産屋の風邪は一生つく
・産屋の癖は八十までなおらぬ
・漆剥げても生地は剥げぬ
・子供は大人の父親
・雀百まで踊り忘れず
・三つ子の魂百まで
・痩せは治るが人癖は治らぬ
・病は治るが癖は治らぬ
【英語訳】
・The leopard cannot change his spots.
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「噛む馬はしまいまで噛む」の使い方

あら、君は独特な箸の持ち方をしているわね。昔からそういう持ち方をしているの?

そうなんだ、実はこの持ち方は僕のコンプレックスでね。噛む馬はしまいまで噛むというけれど、早く箸の持ち方を直したいと思っているんだ。

私も昔は持ち方が悪かったけれど、2ヶ月で直す事が出来たわ。だから諦めず取り組めばいつかは直せるわよ。

食事に関する癖だからなかなか直せないものかと思っていたけれど、意外とすぐ直せるものなんだね、僕も頑張ろう。
「噛む馬はしまいまで噛む」の例文
- 噛む馬はしまいまで噛むというけれど、やつは昔から手癖が悪くて有名なんだ。
- 一度ついた癖はなかなか直らないよ。それに噛む馬はしまいまで噛むなんていうんだから、無駄な癖はつけない方が良いさ。
- 噛む馬はしまいまで噛むといえど、改善を諦めていては、君自身何の進歩もないではないか。
- 噛む馬はしまいまで噛むとはいうものの、恥ずかしいのでせめて人前ではこの癖を出す事のないようにしたい。
- 彼のたちの悪さは昔からだから諦めるしかないよ。噛む馬はしまいまで噛むというだろう。