「痛くもない腹を探られる」の意味(語源由来)
【ことわざ】
痛くもない腹を探られる
【読み方】
いたくもないはらをさぐられる
【意味】
やましいところがないのにいろいろ勘ぐられ、他人から疑われること。


自分は何も悪いことしてへんのに、なんで疑われるんやろって思うような状況やね。
【語源由来】
腹痛でもないのに、痛いのはどこかと探られることから。
「痛くもない腹を探られる」の解説
「痛くもない腹を探られる」っていう表現は、自分が何も悪いことをしてないのに、他の人に色々と疑われたり、疑念を持たれたりする状況を指すんだよ。
例えばね、宿題をちゃんとしたのに、先生が「君、本当に自分でやったの?」って何度も聞いてくるとしよう。でも実際には自分が一生懸命やった宿題なのに、先生に疑われてしまって、なんだか嫌な気分になるよね。それが「痛くもない腹を探られる」っていう感じなんだ。
「腹を探る」っていうのは、人の心や考え、感情などを探り出そうとする行為を指していて、「腹」はこの場合、実際のお腹ではなく、心の中や感情、考えなどのことを意味するんだよ。だから、実際には何も問題がないのに、他人に心を探られ、疑われることを表しているんだね。
「痛くもない腹を探られる」の使い方




「痛くもない腹を探られる」の例文
- 事件に関係していると思われて、痛くもない腹を探られてはつまらないから、これまで彼女と知り合いであることを黙っていたんだ。
- これ以上顔を見られていては、痛くもない腹を探られる可能性があるから、こういう時は、早々に退散するに限る。
- 自分の発言が藪蛇になって、痛くもない腹を探られると困るから、黙っていることにした。
- あの事故については、僕もとばっちりを食って、痛くもない腹を探られることもあったし、つまらない勘ぐりをする者もいた。
- 彼女が、鋭い視線で二人を見比べていた間、僕は、痛くもない腹を探られているような気分だった。























