【慣用句】
袖にする
【読み方】
そでにする
【意味】
今まで親しかった人を、相手にしなくなる。
【語源・由来】
手を袖の中に入れて何もしないという意味。
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「袖にする」の使い方
僕の兄さんが、恋人に袖にされたことで、ひどく落ち込んでいるよ。
あらあら、健太くんのお兄さんは優しくて良い人なのにね。何が嫌だったのかしら?
そうだよね。兄さんを袖にするような女性なんか、きっと大したことないよ。
そうね。そんな女性はこちらから振ってしまってもよかったんだわ。
「袖にする」の例文
- 小さい頃から付き合いのある親友から、借金の申し込みをされたが、彼のためにも袖にした。
- 小説の原稿をもって、編集者を訪ねた時に、袖にされた悔しさをばねにして、今回受賞したこの作品を書き上げました。
- 彼女をデートに誘おうと、緻密に計画を練ったのだが、彼女に袖にされてしまった。
- 知り合いの社長に新商品のアイディアを持ち込んだのだが、あっさり袖にされてしまった。
- 彼に袖にされて落ち込む彼女に、縁がなかっただけで、あなたに魅力がなかったわけじゃないんだから、前向きに頑張りましょうと伝えた。