「老いの一徹」の意味(語源由来)
【ことわざ】
老いの一徹
【読み方】
おいのいってつ
【意味】
老人の頑固な性格のこと。いったん思い込んだことは、そのとおりに押し通そうとすること。


年を重ねたら意見を変えん、ってことを色々な状況で見かけるもんな。
【語源由来】
「一徹」は思い込んだら、あくまでそれを通そうとすること。
「老いの一徹」の解説
「老いの一徹」っていうのは、おじいちゃんやおばあちゃんが一度決めたことや、思い込んだことを絶対に変えない、頑固な性格を表しているんだよ。
「一徹」っていうのは、自分が思ったことをひたすらに貫き通すことを指すんだ。だから、この表現は、歳を取ると人はどんな人でも考え方が固定化しがちだよね、とか、毎日の生活の習慣が固まってしまうことを言っているんだ。
例えばね、おばあちゃんが「昔は全て手作りだったから、コンビニのおにぎりは食べない」と言い張って、絶対に手作り以外のものを食べないとか、そういうことを指すんだよね。
だから、「老いの一徹」っていうのは、歳をとると人はどんな人でも考え方が固定化しがちだよね、とか、毎日の生活の習慣が固まってしまうことを表していることわざなんだよ。それは、頑固さだけじゃなくて、その人の経験や価値観が積み重なって形成されたものだから、大切に思うことも大事なんだよね。
「老いの一徹」の使い方




「老いの一徹」の例文
- おじいちゃんは老いの一徹で、自分の体力の衰えを認めようとしないで、若いころのつもりで山に登りけがをした。
- 僕の父は、自分の会社で老いの一徹ぶりをいかんなく発揮して、若い社員たちに迷惑がられている。
- 僕のおばあちゃんは、老いの一徹がひどくて家族の意見を聞き入れないが、健康番組の司会者のいう事は素直に受け入れるようだ。
- 僕のおじいちゃんは、老いの一徹で、作品を書き続け、最高齢で芥川賞を受賞した。
- 私のおばあちゃんは、老いの一徹で、昔はやった軟膏薬を万能薬だと信じ切っていて、私にも勧めてくる。























