【ことわざ】
親思う心にまさる親心
【読み方】
おやおもうこころにまさるおやごころ
【意味】
子供が親を思う気持ちよりも、親が子供を思う愛情のほうがずっと深いというたとえ。
【語源・由来】
吉田松陰の辞世の歌から。
「親思ふこころにまさる親心けふの音づれ何ときくらん」とあるのに基づく。
【英語訳】
Naturel love descends, but it does not ascend.
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「親思う心にまさる親心」の使い方

昨日お母さんが疲れているようだったから、洗い物を手伝ったらお皿を割ってしまったんだ。

あら、けがをしなかった?

うん。お母さんを助けようと思ったのに、心配をかけてしまったよ。

親思う心にまさる親心ね。
「親思う心にまさる親心」の例文
- 親思う心にまさる親心というのだから、君が親を心配するよりも、親のほうがずっと心配しているよ。
- 一人でなんでもできるつもりかもしれないけれど、親思う心にまさる親心ということは忘れてはいけない。
- 自立して何年も経つけれど、いつまでも親思う心にまさる親心なのかもしれない。
- 君も親になったら、親思う心にまさる親心ということが、よくわかると思うよ。
まとめ
子供も大きくなると、親のことを心配して気に掛けることが多くなるのではないでしょうか。
しかし、親思う心にまさる親心というように、親が子供を思う愛情はとても深いものではないでしょうか。
自分自身が親になって始めて、わかるということもあるかもしれません。
いつまでも親への感謝を忘れずに、お互いに思いやりを持って暮らしていきたいものですね。