「洟も引っ掛けない」の意味
【ことわざ】
洟も引っ掛けない
【読み方】
はなもひっかけない
【意味】
全く相手にしない。無視する。「洟」は、はなみずのこと。
あはは、それはかなり強烈な言い方やな。要するに「全く相手にしてへん」ってことやんな。ちょっとした無視を超えて、まるっと存在自体を認めてないみたいな。
人として見てない、っていうか。こんなことされたら、相手もさぞかし悲しいやろうなあ。
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「洟も引っ掛けない」の解説
カンタン!解説
「洟も引っ掛けない」という表現は、本当に相手のことを全く気にかけていない、または全く重要視していない状態を示す言葉なんだ。洟(はなみず)って鼻水のことだよね。この言葉は、文字通りには「鼻水さえも相手にかけない」って意味だけど、もちろん実際に鼻水をかけるかどうかではなく、相手をとても軽視している様子を表現しているんだ。
たとえば、誰かがアドバイスをくれても、それをまったく聞かずに無視するようなときや、あるいは誰かが話しかけてきても、全く相手にしないときに使うことができるよ。「その人のことは洟も引っ掛けない」と言えば、その人をまったく眼中に入れていない、または全く相手にしていないという意味になるんだ。
この表現は、かなり強い軽蔑や無関心を示す言葉だから、使うときは注意が必要だよ。人との関係でこんな感じを表現したい時には、その関係がかなり冷たい、あるいは良くない状態を示しているかもしれないね。
「洟も引っ掛けない」の使い方
健太くんは、いつもぼんやりしているし、成績もいまいちだし、女子生徒からは「健太くんは、交際相手として洟も引っ掛けないわよね。」と言われていたのよ。
なんだって?そんなことを言われていたとは・・・。
だけど、この前の空手の大会で活躍をしてからは「健太くんって格好いいかもしれないわね。」という話になっているのよ。
そうなの?ようやく僕の魅力に気が付いたってわけだね。
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「洟も引っ掛けない」の例文
- 中学生のころは洟も引っ掛けられない存在だった健太くんが、今では有名人になってしまいました。
- あの社長は、君のような駆け出しの記者など洟も引っ掛けないだろうから、取材は苦労することになると思うよ。
- 古くさい習慣で、今では誰もそんなものには洟も引っ掛けませんよ。
- 以前は、私なんかに洟も引っ掛けなかった連中が、私が出世したことを知ると、手の平を返すような態度を取るんです。
- そんなの子供さえ洟も引っ掛けない馬鹿らしい作り話だよ。
文字通りには、鼻水さえ相手にかけないほど、相手を眼中に置かないということなんだ。