【慣用句】
胸を貸す
【読み方】
むねをかす
【意味】
実力のある者が、未熟な者の練習の相手になってやること。
【語源由来】
もとは相撲のけいこで、上位の力士の相手をしてやることから。
【対義語】
胸を借りる
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「胸を貸す」の使い方
僕が空手の道場で胸を貸してもらっていた先輩が、世界大会で優勝したんだよ。
へえ。それはすごいわね。健太くんも先輩が活躍してうれしいでしょう?
うん。とてもうれしいよ。すごくいい先輩だったから、尊敬しているし、僕の目標なんだ。
いつか健太くんも、後輩に胸を貸して、尊敬される日が来ると良いわね。
「胸を貸す」の例文
- 将来有望な若手選手に胸を貸してやってくれと頼まれたので、稽古に付き合いました。
- その大関は、引退してからも部屋の内外を問わず若手力士に胸を貸し、後進育成に貢献しました。
- 健太くんは、世界一になってからも、若手の挑戦を歓迎し胸を貸していました。
- OBやOGが大会前に激励に来てくれて、しかも胸を貸して指導までしてくれました。
- 強豪チームから、いつでも胸を貸すので言ってくださいねと言われて、少し悔しかったけれども、すぐに練習試合を申し込みました。