「胸を張る」の意味とは?
【慣用句】
胸を張る
【読み方】
むねをはる
【意味】
あることについて自信に満ちた態度を取ること。堂々とした態度を取ること。
自信を持って誇れることがあるのは、ええことやな!
「胸を張る」の語源由来・解説
「胸を張る」っていうのは、自信を持って立ち振る舞う、自分自身を誇るといった意味で使われるんだ。なぜそういう意味になったかというと、身体の「胸」の部分をふくらませることで、自分の存在を強く示すという意味から来ているんだよ。
人間の身体で、「胸」っていうのは、思考や感情を象徴する部分とも言われているんだよね。だから、「胸を張る」っていうのは、自分の思いや感情を大きく表現する、という意味にもつながるんだ。
だから、「胸を張って」何かに取り組むっていうのは、自分自身を信じて、全力でそのことに向かっていくという意味になるんだよ。たとえば、「試験の結果が良かったので、胸を張って報告できます」っていう風に使うと、試験の結果を自分自身が誇りに思っているという感じが伝わるね。
でも、逆に「胸を張れない」という表現もあって、これは自分の行動や結果に自信を持てない、誇ることができないという意味になるよ。たとえば、「成績が良くなかったので、胸を張れません」っていう風に使うと、自分の成績に満足していないという感じが伝わるよね。
「胸を張る」っていう表現は、人の感情や自信を示す象徴的な言葉として使われるんだ。自分自身に自信を持って、胸を張って何事にも挑む姿勢が大切だね。
「胸を張る」の使い方
「胸を張る」の例文
- どんな困難とぶつかっても、いつも胸を張ってその困難に立ち向かっていくことが大切だ。
- 今回は負けたけれども、次の試合では必ず勝ってみせると胸を張りなさい。
- 胸を張るのはいいけれど、それなりの努力をしないといつか失敗するよ。
- 落ち込んでばかりいないで、どんなにつらいことがあってもいつも胸を張ることを忘れてはいけない。
- 得意なことなら何でも胸を張ってやれるけど、苦手なことでも一生懸命やりなさい。