「斃れて後已む」の意味(出典・類義語)
【ことわざ】
斃れて後已む
【読み方】
たおれてのちやむ
【意味】
死ぬまで一生懸命努力して、途中でやめることをしないということ。
わぁ、それはすごい精神やね。何をするにも最後までやり抜くって、本当にえらいことや。たとえば、スポーツでも勉強でも、最後の最後まであきらめずに頑張るってことやな。
大変やけど、そうやって一生懸命やることで、いろんなことが成し遂げられるんやろな。最後まで諦めずにがんばろう。
【出典】
『礼記』「表記」
【類義語】
・死して後已む
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「斃れて後已む」の解説
カンタン!解説
「斃れて後已む」という表現は、「死ぬまでやめない」という意味で、命がある限り精一杯努力し続け、最後の最後まで諦めないことを意味するたとえ話なんだ。ここでの「斃れる」は倒れる、すなわち死ぬことを意味し、「已む」は終わる、やめるという意味なんだ。
このことわざは、物事に対する強い決意や、目標達成や信念のために、最後まで努力し続ける姿勢を示しているんだ。それは、どんなに困難や障害があっても、目標や任務に対するコミットメントを持ち続け、最終的な目的のために最後まで全力を尽くすべきだというメッセージを伝えているんだね。
「斃れて後已む」は、献身的な努力や不屈の精神、そして諦めない姿勢の重要性を教えてくれるんだ。それは、成功や成果を得るためには、途中で挫折したり諦めたりしないことがいかに重要かを示しており、最終的な目的のためにはどんな犠牲も厭わないという強い意志を表しているんだ。このたとえ話は、困難に直面したときに持つべき精神的な強さや、目標達成への道のりにおける持続的な努力の価値を思い出させてくれるんだよ。
「斃れて後已む」の使い方
僕が尊敬する空手家は、斃れて後已む、死ぬ直前まで修行をやめなかったそうだよ。
すごいわね。
そうなんだよ。病院の先生や家族に止められても、修行しながら死ぬなら本望だから、病院で延命措置なんて受けないって拒絶したんだって。
かっこいいわね。
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「斃れて後已む」の例文
- まさに斃れて後已む、彼は死の間際までペンを離さず書くことをあきらめなかったそうです。
- 病気であることがわかっても、彼は、斃れて後已むというように、最後まで努力することをやめなかったんです。
- いつ引退するのかと聞いたら、「斃れて後已む、死ぬまでやめんよ。」と満面の笑みで言っていました。
- 斃れて後已むというように、何があっても僕は死ぬまで努力し続けると決めたんです。
- 決してあきらめない、誰に何と言われようとも、結果が出なくても、斃れて後已むというように死ぬまで努力することを止めない。
死ぬまで戦い続ける、あるいは最後まで任務を遂行するという強い決意を示しているんだね。