「目を三角にする」の意味とは?
【慣用句】
目を三角にする
【読み方】
めをさんかくにする
【意味】
怒って、怖い目つきをするという意味。
「目を三角にする」という表現は、非常に怒った顔つきをすることを指すんだよ。怒りの表現として、「目に角を立てる」という言い方もされることがあるんだ。
それはつまり、「すごい怒り顔をする」ってことやな。目つきがキツくなって、角みたいなもんが立つっていうイメージやろか。めっちゃ怒っている様子を表すんやな。
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「目を三角にする」の語源由来・解説
由来を簡単に説明!
この表現は、元々は人が怒ったときの目の形を表していたんだ。何かに怒ったり不満を感じたりすると、人間は無意識のうちに目を細めることが多いんだ。これは、目の筋肉が緊張して収縮するからで、このとき目の形が三角形に見えることがあるんだよ。
だから、「目を三角にする」という表現は、「人が怒るとき、目が三角形に見えることがある」という考えから生まれたんだね。
また、この表現は時間と共に少し意味が変化して、ただ怒っているだけでなく、誰かを厳しく注意したり、非難したりする様子をも表すようになったんだ。だから、「目を三角にする」は、ただ怒るだけでなく、誰かを厳しく指導するときにも使われるようになったんだよ。
例えば、お母さんが子供に厳しく注意するときや、先生が生徒に注意するときなどによく使われる表現だよ。だから、子供がいたずらをしたときに、「目を三角にして」注意するということは、非常に厳しく注意するという意味になるんだ。
「目を三角にする」の使い方
あれ?ともこちゃん、目を三角にしてどうしたの?
もう、健太くん!今日一緒に喫茶店にいくって約束してたのに忘れてたでしょ!
あっ!そうだった!ともこちゃん、本当にごめんなさい。完全に忘れてたよ。
泣きたいのは私の方よ。2時間も待ったんだから。
「目を三角にする」の例文
- 母親が目を三角にして妹をしかっていた。
- 開けっぴろげな物言いに、僕の親友は目を三角にして怒鳴り声をあげた。
- キャッチボールをしていたら、隣の家の窓ガラスを割ってしまい、その家のおじさんに目を三角にして怒られた。