「逢えば五厘の損がいく」の意味
【ことわざ】
逢えば五厘の損がいく
【読み方】
あえばごりんのそんがいく
【意味】
人と交際すると、必ず費用がかかり損をするということ。
おお、それはなるほどやな。つまり、「人とのつきあいはお金や時間がかかることが多い」ということやな。
友達や知り合いに会うと、なんかしらお金がかかったり、時間が取られたりすることがあるんやで。それが五厘(一銭の半分)の損やねんてな。
「五厘」は、一銭の半分。
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「逢えば五厘の損がいく」の解説
カンタン!解説
「逢えば五厘の損がいく」ということわざは、人との交流や社交には費用やコストがかかり、それによって損失を被ることを表現しています。このことわざは、人間関係や社会的なつながりは金銭的な面でも労力的な面でもコストがかかることを教えています。
「五厘」はかつての日本の通貨単位で、一銭の半分を指します。つまり、知人や友人に会うと、それだけでわずかながら損失が発生するという意味です。人との交流は時間や労力、交際費などの形でコストがかかることがあります。会食やイベントへの参加、ギフトやプレゼントの交換など、人間関係を維持するためにはさまざまな出費や負担が伴うことがあります。
このことわざは、人とのつながりや交流を大切にする一方で、その中にはコストがかかることを念頭に置く必要があることを教えています。人間関係はお互いに支え合い、喜びや助けを分かち合うものですが、その裏には労力や費用の投資が必要となることを認識することが重要です。
「逢えば五厘の損がいく」の使い方
逢えば五厘の損がいくというよね。
父さんが、ご祝儀貧乏だって嘆いていたわ。
付き合いが多いとお金が飛んでいくよ。
その代わりに得るものもあるんだけどね。
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「逢えば五厘の損がいく」の例文
- 逢えば五厘の損がいくというから、友との縁を切り家に引きこもる。
- 逢えば五厘の損がいくという。今日の友人との約束を断りたい。が、断る理由が見つからない。
- 昔から逢えば五厘の損がいくというけど、お年玉の時期はお歳暮も含めお財布の中が寂しい。
- 逢えば五厘の損がいくというが、孫に会いたいし、孫に何でも買ってあげたい。
- 逢えば五厘の損がいくという。孤独死することになろうが、一人が楽だ。
知人に会うだけで、たった一銭の半分(五厘)の損をするという意味なんだよ。