「北に近ければ南に遠い」の意味(類義語・英語訳)

北に近ければ南に遠い
【読み方】
きたにちかければみなみにとおい
【意味】
一方に都合がよければ、他方には都合が悪いという事。また、分かりきった事や、至極当たり前の事。


こんなシンプルな事実を言い表してるから、何かとバランスを取るのが大切やなって思うわ。当たり前のことやけど、よく考えると深いな!
【類義語】
・犬が西向きゃ尾は東
・雨の降る日は天気が悪い
・面は顔
・兄は弟より年ゃ上だ
・親父は俺より年が上
・雉子のめんどりゃ女鳥
・柳は緑花は紅
【英語訳】
・If close to north, it is far from south.
・It is natural.
「北に近ければ南に遠い」の解説
「北に近ければ南に遠い」っていう言葉は、簡単に言うと、どっちかに都合がいいと、反対の方は都合が悪くなるってこと。つまり、バランスの話なんだよね。
例えば、お店でアイスクリームを買おうと思って、バニラ味がすごくたくさんあったら、チョコレート味は少なくなるかもしれない、っていう感じかな。両方とも均等にはいかないってこと。
この言葉は、常識的なことや、自然なことを教えてくれるような気がするね。すなわち、すべてがうまくいくわけじゃない、何かを得るためには何かを犠牲にしないといけない、っていうことを意味しているんだよ。
「北に近ければ南に遠い」の使い方




「北に近ければ南に遠い」の例文
- 北に近ければ南に遠いで、旅行の際、万が一の事を考えて備えを増やせば安心の代わりに、荷物が多くなって大変だ。
- 彼女の肩ばかりを持つ様な真似をしては、北に近ければ南に遠いで、対する彼によく思われないのは当然である。
- なにもしなくても儲けられると知れば、北に近ければ南に遠いで、参加者が殺到するのも納得だ。
- 北に近ければ南に遠いで、自分の欲を満たす為に浪費をしていては、お金が貯まりにくいのも当然だとは思わないか。
- そりゃ北に近ければ南に遠いで、長い間車のメンテナンスをしていなければ、不具合は起きるものだ。























