「生き二両に死に五両」の意味
【ことわざ】
生き二両に死に五両
「産三両に死に五両」「子三両」ともいう。
【読み方】いきにりょうにしにごりょう
【意味】
出産の費用には二両、葬儀の費用には五両かかるということ。
「両」は、昔の通貨の単位。
「生き二両に死に五両」は、人間が生きている間にかかる費用が二両(古代の通貨単位)で、亡くなった後の葬式の費用が五両という意味だよ。
そうなんや!つまり、生まれてから死ぬまで、何かとお金が必要なんやね。
人生の始まりも終わりもお金がかかるってことを表す言葉なんやな。これは、我々が経済的な側面から見て人生を考える時に役立つ言葉やね。
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「生き二両に死に五両」の解説
カンタン!解説
「出産には二両の費用がかかり、葬式には五両の費用が必要」っていうのは、生まれても、死んでもお金が必要だということを教えているんだよ。
たとえばね、赤ちゃんが生まれるときには、病院のお金や赤ちゃんの服やおむつ、ベビーベッドなど、必要なものを買うお金がかかるよね。そして、人が亡くなるときには、お葬式をするためのお金や、墓石を立てるお金が必要になる。
つまり、このことわざは、生きている間にお金が必要なことはもちろん、生まれたときや死んだときにもお金が必要という、人生の中でお金がどんなに重要な役割を果たすかを教えてくれるんだよ。それが「出産には二両の費用がかかり、葬式には五両の費用が必要」っていうことわざの意味なんだよ。
「生き二両に死に五両」の使い方
生き二両に死に五両というけど、生きるのも死ぬのもお金がかかるんだね。
ただで死なせてくれればいいのにね。
死ぬのはタダだけど葬儀代がかかるんだよ。
生きている家族に迷惑をかけたくないから、最期の弔いくらい無料にしてほしいわよね。
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「生き二両に死に五両」の例文
- 生き二両に死に五両というが、出産は公的機関から出産育児一時金が支給される。
- 一般的に生き二両に死に五両というので、できるだけ長生きしてお金を稼ぎ葬儀代を作る。
- 生き二両に死に五両というが、死ぬ方がお金がかかるとは死にたくないと思ってしまう。
- 人間が生まれるとお金がかかるが、生き二両に死に五両という。生存中は一体何両かかるんだろう。
- 生き二両に死に五両と高額だが、どちらもないがしろにできないセレモニーだ。