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【家柄より芋茎】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語)

家柄より芋茎

「家柄より芋茎」の意味(語源由来・類義語・英語)

意味【ことわざ】
家柄より芋茎

「芋茎」は「芋幹」とも書く。
「家柄(いえがら)」と「芋茎(いもがら)」をかけた言葉。
【読み方】
いえがらよりもいもがら

【意味】
家柄がよくなくても裕福な暮らしができる方がよい。

「芋茎」は、里芋の茎。
格式だけであまり役に立たない家柄がよいからと威張る零落した武士や貴族を嘲る言葉。
ことわざ博士
「家柄より芋茎」ということわざは、家柄や名前の良さよりも、実際に役に立つもの、ここでは食用になる芋茎の方が価値がある、という意味だよ。
助手ねこ
なるほどな。家の名前や家系よりも、実際に自分の生活に役立つものの方が大切ってことやな。

名前や肩書きばかりが良くても、実際には何もないような家よりも、役立つものを持っている家の方がずっと価値があるということを教えてくれてるわけやな。

【語源・由来】
家柄よりも芋柄の方が価値がある意から。

【類義語】
・家柄より食い柄
・芋茎は食えるが家柄は食えぬ
・家の高いより床の高いがよい

【英語】
You are come of a blood and so is a pudding.(君は良い血筋の出身だが、ソーセージにも豚の血筋の良し悪しがある)

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「家柄より芋茎」の解説

カンタン!解説
解説

「家柄より芋茎」っていうことわざはね、家の名前や家系図が立派でも、それがお腹を満たすことはできないよねっていうことを表しているんだよ。つまり、見た目だけの名家よりも、お腹を満たすことができる芋の茎の方がずっと価値があるっていう意味だよ。

例えばね、お友達がとっても有名な家系から来ていて、それがすごく誇らしいと言っているけど、その家族が実際に何かおいしいごはんを作ってくれるわけでもないっていうときに、このことわざを思い出してみてね。

だから、このことわざは「名前だけの名家よりも、実際に役に立つものの方が大切だよ」と教えてくれているんだ。だから、自分の行動や能力を大切にしようね。

「家柄より芋茎」の使い方

健太
兄さんが彼女と結婚したいんだけど、家格が合わないって反対されているんだ。
ともこ
家柄より芋茎というわよね。今どき家柄重視なの?
健太
古いよね。家柄で食べていけるのは天皇家だけだよね。
ともこ
お金がないと心に余裕がなくなるからお金持ちが一番よ。
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「家柄より芋茎」の例文

例文
  1. 世が世なら姫だったと自慢するけど、家柄より芋茎だ。
  2. 育ちが悪いと人を馬鹿にするけれども、家柄より芋茎という。
  3. IT化とグローバル化が進んだ今、家柄より芋茎が顕著だ。
  4. 家柄より芋茎というが、王族だけはいつまでも特権階級だ。
  5. 彼女は旧財閥の家系であることを鼻にかけるが、家柄より芋茎、彼女個人には何の力もない。

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