「石で手を詰める」の意味
【ことわざ】
石で手を詰める
「石で手を挟む」ともいう。
【読み方】いしでてをつめる
【意味】
進退きわまって身動きの取れないこと。
囲碁から出た言葉とされる。
「石で手を詰める」は、どう動くこともできない困った状況を表すことわざやな。
まるで、手が石で詰められて動かせへんかのような、進退きわまった状況を想像するんや。
【スポンサーリンク】
「石で手を詰める」の解説
カンタン!解説
「石で手を詰める」っていうことわざは、自分の行動が制限されて、どうにも動けない、どうしようもない状況になることを表しているんだよ。
この言葉は囲碁から来ているんだ。囲碁って知ってるかな?黒と白の石を交互に盤に置いていくゲームだよ。そのゲームで、自分の石が相手の石に囲まれてしまって、もうどこにも動けなくなってしまう状況が「石で手を詰める」なんだ。
例えばね、勉強でテスト前になって、色々な教科を一度に勉強しようとして、結局どれも満足に勉強できずに時間がなくなってしまう、そんな状況を表すのに使うことができるよ。それが「石で手を詰める」っていうことわざの意味なんだよ。
このことわざは、事を進めるときは焦らず、一つ一つしっかりと進めることの大切さを教えてくれているんだね。
「石で手を詰める」の使い方
前にはワニが、後ろには崖があるような状態だよ。
石で手を詰めるってやつね。ピンチね。
人生最大のピンチだよ。
このピンチを切り抜けたら大きく成長できるわよ。ピンチをチャンスに変えましょう。
【スポンサーリンク】
「石で手を詰める」の例文
- 物価の急騰で石で手を詰めることとなった。
- 浮気相手と恋人に詰め寄られ石で手を詰める状態だ。
- 銀行に融資を断られて、石で手を詰める。もう詰んだ。
- 貧しさのために石で手を詰める。もうこんな生活は嫌だ。
- 世の中が急変して、石で手を詰めるようなことになるとは思わなかった。
まるで、手を石で詰められて動けないような状況をイメージするんだ。