「居ずば出会え」の意味(語源由来)
【ことわざ】
居ずば出会え
【読み方】
いずばであえ
【意味】
卑怯者の空威張りをあざける言葉。
「居ずば出会え」ということわざは、卑怯者がいない時にだけ威張るという、少し皮肉っぽい意味が含まれているんだよ。
なるほどな。つまり、「誰もいない時だけ強がる人」を皮肉ってるんやな。
人がいない時だけハッタリかまして、人がいるとひょいと隠れてしまうような人のことを指してるんやな。これは、本当の強さはどんな状況でも自分を貫けることやな。
【語源・由来】
不在であることを確かめた上で「今すぐ外に出て相手になれ」と叫ぶ意から。
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「居ずば出会え」の解説
カンタン!解説
「居ずば出会え」っていうことわざはね、空威張りをしている人や、実力がないのに大きな口を叩く人をからかうための言葉なんだよ。
具体的に言うとね、このことわざは「その人がいないところで大きな口を叩いているけど、本当にその人と直接会ったら同じことが言えるのか?」っていう意味なんだ。つまり、その人がいないところでは強気で威張っているけど、その人と直接会ったらすぐに弱気になっちゃうような人を指して使うんだよ。
たとえば、クラスメートが先生のことを悪口を言っているけど、先生の前ではいつもおとなしくしている。そんな時にこのことわざがピッタリだね。言葉の背後には「実際にその場面になったら、同じように強気になれるのか?」という、ちょっと皮肉っぽい意味があるんだ。
「居ずば出会え」の使い方
あの人は本当に愚かだよ。わかっていない。ちょっとは僕を見習えばいい。
本人がいないとわかっていて、その人を非難するのは居ずば出会えじゃないかしら。
…本人を目の前にして言えるわけがないじゃないか。
格好わるいわね。
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「居ずば出会え」の例文
- 弱い者ほど居ずば出会えで、自分を大きく見せようとする。
- 健太くんというやつは居ずば出会えだ。我が友ながら情けない。
- 自分に自信がある人は能ある鷹は爪を隠すのように控えめだ。対する君は居ずば出会えでみっともないな。
- 彼の人間性が、居ずば出会えそのものだったので別れました。
- 彼は居ずば出会えで心底軽蔑するし、彼の能力を見誤った人事部にも不信感を抱く。