「牛に乗って牛を尋ねる」の意味(類義語)
【ことわざ】
牛に乗って牛を尋ねる
【読み方】
うしにのってうしをたずねる
【意味】
尋ねるものが身近にあることに気付かず、わざわざ遠方まで行って尋ねるような無駄な努力をすること。
「牛に乗って牛を尋ねる」は、目の前にある解決策や目的を見逃して、無意味に遠方で解答を探し求めることを表す表現だよ。
「牛に乗って牛を尋ねる」ってのは、もう既に自分の目の前にあるものを見落として、わざわざ遠くへ行って答えを探し回るという無駄な労力を使うことを揶揄した表現なんや。
目の前にある答えに気づかないで、無駄に手間をかけて探し回る行為を指してるんやな。
【類義語】
・負うた子を三年探す
【スポンサーリンク】
「牛に乗って牛を尋ねる」の解説
カンタン!解説
「牛に乗って牛を尋ねる」っていうことわざはね、すでに持っているものや、すぐそばにあるものを探し回る、つまり、無駄な努力をしてしまうことを表しているんだよ。
例えばね、お気に入りのボールペンを探して家中を探し回ってるのに、実はそのボールペン、ポケットに入ってたなんてことさ。すでに手元にあるものを探すなんて、まるで「牛に乗って、牛を探す」みたいだよね。つまり、もっと身近なところをよく見て、物事を考えることの大切さを教えてくれているんだね。
「牛に乗って牛を尋ねる」の使い方
眼鏡はどこかな。
牛に乗って牛を尋ねるね。頭の上にあるわよ。
うそ。何時間も探してなかったから学校まで来たのに。
見つかってよかったじゃない。
【スポンサーリンク】
「牛に乗って牛を尋ねる」の例文
- 結婚相手を探していたが、牛に乗って牛を尋ねるだった。近くに健太くんという素晴らしい男性がいた。
- 牛に乗って牛を尋ねるように、人は身近にある幸せに気が付かない。
- 優秀なビジネスパートナーを求めていたが牛に乗って牛を尋ねるだった。社内にいた。
- チャンスが転がっていないか探し回っていたが、牛に乗って牛を尋ねるで、こんなに近くにあったんだ。
- 牛に乗って牛を尋ねるとは無駄な時間を費やしてしまった。目の前にあったんだな。