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【鰻は滑っても一代鯊は跳んでも一代】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

鰻は滑っても一代鯊は跳んでも一代

「鰻は滑っても一代鯊は跳んでも一代」の意味(語源由来・類義語)

意味
【ことわざ】
鰻は滑っても一代鯊は跳んでも一代

「跳んでも」は、「飛んでも」とも書く。
【読み方】
うなぎはすべってもいちだいはぜはとんでもいちだい

【意味】
人にはもって生まれた天分があり、どれだけ努力してもそれ以上のことはできない。

ことわざ博士
「鰻は滑っても一代、鯊は跳んでも一代」とは、人それぞれが生まれつき持っている特性や能力は、どれだけ努力しても変わらないという意味だよ。
助手ねこ
そうかいな。つまり、「目標を達成するためには、周囲の問題を片付けないといけない」ってことやな。

目的地に行くためには、まずは道路の障害を取り除かないといかんってことやな。これは、問題解決や準備の大切さを教えてくれる言葉やな。

【語源・由来】
鰻がのた打ち回っても鯊が飛び跳ねても、その一生は変わらないということ。

【類義語】
・一升徳利に二升は入らぬ

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「鰻は滑っても一代鯊は跳んでも一代」の解説

カンタン!解説
解説

「鰻は滑っても一代、鯊は跳んでも一代」っていうことわざはね、人それぞれには生まれつきの特性や能力があり、どんなに努力してもそれ以上のことはできないっていう意味があるんだよ。

考えてみて、鰻は生まれつき体が滑らかで、とっても滑りやすいよね。でもそれが鰻の特性だから、どれだけ頑張ってもそれを変えることはできないんだ。一方、鯊(サメ)は海中を自由に跳ね回ることができるけど、それもまた生まれつきの特性で、サメだってそれ以上に跳べるわけじゃないんだ。

だから、このことわざは「人それぞれには固有の能力や特性があり、それを超えることはできない」ということを教えているんだよ。だけど、それは「努力は無駄」という意味ではなく、自分の得意なことを見つけて、その能力を最大限に活かすことが大切だっていうことを伝えているんだね。

「鰻は滑っても一代鯊は跳んでも一代」の使い方

ともこ
健太くん。もっと努力してBIGな男になったら?
健太
鰻は滑っても一代鯊は跳んでも一代なんだよ。僕はBIGにはなれないよ。
ともこ
何で決めつけるの?
健太
自分の限界はよくわかっているよ。父さんとお爺ちゃんの遺伝子から考えてもBIGにはなれないよ。
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「鰻は滑っても一代鯊は跳んでも一代」の例文

例文
  1. 鰻は滑っても一代鯊は跳んでも一代で天才にはかなわない。
  2. どうあがいても億万長者にはなれない。鰻は滑っても一代鯊は跳んでも一代だ。
  3. 昔は身分制度が厳しく、鰻は滑っても一代鯊は跳んでも一代だったが今は工夫次第で未来を切り開くことが可能だ。
  4. 誰しも生まれもったものがあり、鰻は滑っても一代鯊は跳んでも一代だ。
  5. 鰻は滑っても一代鯊は跳んでも一代だが、努力すれば天賦の才を持つ人に限りなく近づくことはできる。

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