「大男の殿」の意味(類義語・対義語)
【ことわざ】
大男の殿
【読み方】
おおおとこのしんがり
【意味】
体だけ大きくて何事にも人におくれを取る男をあざける言葉。
「大男の殿」ということわざは、体だけは大きいけれど、常に他人に遅れを取ってしまうような人を皮肉って表現しているんだよ。
なるほど、つまり「体は大きいけど、いつも人に後れをとる男」ってことやな。
大きな体があっても、行動が遅れてしまうと意味がないんやね。このことわざは、そういうことを教えてくれてるんやな。
【類義語】
・独活の大木
・大男総身に知恵が回り
【対義語】
・山椒は小粒でもぴりりと辛い
・小さくとも針は呑まれぬ
・細くても針は呑めぬ
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「大男の殿」の解説
カンタン!解説
「大男の殿」っていう言葉はね、身体はすごく大きいけど、実際のところ、いつも他の人たちに遅れをとったり、負けてしまうような男のことをちょっとからかって言う言葉なんだよ。
たとえば、学校の運動会で、身体が大きくてみんなから「あの子は絶対に早いはず!」って期待されてる男の子がいるとするね。でも、実際にレースをしてみたら、小さな子たちに負けてしまったとか、そういうことを指して「大男の殿」って言うんだよ。
この言葉は、見た目だけが全てじゃない、中身も大事だよってことを教えてくれているんだね。だから、「大男の殿」って言う時は、外見だけで人を判断しちゃダメだよ、っていう教えを持っているんだよ。
「大男の殿」の使い方
彼は大きいからバスケ部の期待の新人だったのに、大男の殿だったんだ。
期待外れだったのね。
超大型新人が来たってみんな喜んでいたのに。
丁寧に指導してスーパースターに育て上げればいいじゃない。
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「大男の殿」の例文
- 図体がでかいだけで邪魔だ。まさに大男の殿だな。
- 彼は大男の殿で何の役にも立たない。モデルとしてなら需要があるかもな。
- この仕事には体の大きさは必要ない。必要なのは切れる頭脳なので大男の殿は不要だ。
- 大男の殿は、食事量だけはすごくて仕事量は人より劣り役立たずだ。
- 大男の殿だと揶揄され落ち込んだが、必死で勉強して人より少しだけ仕事ができるようになった。