「大木一本倒るれば小木千本の嘆き」の意味(類義語)
【ことわざ】
大木一本倒るれば小木千本の嘆き
【読み方】
おおきいっぽんたおるればおぎせんぼんのなげき
【意味】
強い勢力をもつものが倒れると、多くの弱いものがあおりを受け苦しむということ。
「大木一本倒るれば小木千本の嘆き」ということわざは、大きな影響力を持つ存在が倒れると、その影響を受けて多くの小さな存在が苦しむという意味を持つんだよ。
ああ、それは言い換えれば、「大物が倒れると、その周りの小物もろとも苦労する」ってことやな。大木が倒れると、その影にいた小木たちもみんなダメージを受けてしまうんやな。
つまり、大きな影響力を持つ存在の行動は、周りに大きな影響を与えるってことを教えてくれてるんや。
【類義語】
・大木一本の弱みは小木千本の痛みとなる
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「大木一本倒るれば小木千本の嘆き」の解説
カンタン!解説
「大木一本倒れれば小木千本の嘆き」っていうことわざはね、すごく力のあるものや影響力のあるものが問題を起こしたり、困ったことになった時、その影響で小さいものや関係のあるものたちも大変な思いをする、っていう意味なんだよ。
想像してみて。大きな木が倒れると、その周りの小さな木たちも巻き込まれてしまうよね。それがこのことわざのイメージだよ。
例えばね、大きな会社が突然倒産してしまったら、その会社と取引をしていた小さな会社やお店たちも困ってしまうことがあるんだ。そういう状況を表す時に、「大木一本倒れれば小木千本の嘆き」っていうことわざを使うことができるんだよ。それは「一つの大きな問題が起きると、それに関わるたくさんの小さい問題も起きるよ」っていう意味になるんだね。
「大木一本倒るれば小木千本の嘆き」の使い方
中小企業の倒産は無視されるのに、大手の倒産は政府が救うよね。
大木一本倒るれば小木千本の嘆きとなるからね。
中小企業の方がすごい職人技術をもっていたりするのに。中小企業だって大事な社員がいて、その家族がいるのに。
平等に支援してほしいね。
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「大木一本倒るれば小木千本の嘆き」の例文
- アメリカが不況になると大木一本倒るれば小木千本の嘆きとなる。
- 専務が失脚すると、大木一本倒るれば小木千本の嘆きで多くの人の立場が危うくなる。
- ともこちゃんが負けたら大木一本倒るれば小木千本の嘆きで、道連れになる人は少なくない。
- 一つの産業に頼り切っている町は、大木一本倒るれば小木千本の嘆きとなり路頭に迷う人が多く出る。
- 多角経営をしていた企業の倒産の影響は大きく、まさに大木一本倒るれば小木千本の嘆きだった。