「ことわざ・慣用句」のLINEスタンプ発売中♪

【己の長に伐らず】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

己の長に伐らず

「己の長に伐らず」の意味(出典・類義語)

意味
【ことわざ】
己の長に伐らず

【読み方】
おのれのちょうにほこらず

【意味】
自分の長所を人に自慢してはいけないという戒め。

ことわざ博士
「己の長に伐らず」ということわざは、自分の長所を人に自慢してはいけない、という意味があるんだよ。

自分の良い部分は自分で誇らずに、謙虚に振る舞うことが大切だという教えなんだ。

助手ねこ
なるほどな、それはつまり、「自分の良いところを人に自慢しない方がいい」ってことやな。

自分の得意なことや長所を見せびらかすんじゃなくて、ほんまにできることをこっそりとやるべきやってことやな。これは、謙虚さの大切さを教えてくれてるんやな。

【出典】
北斉書ほくせいしょ

【類義語】
・己の長を説くなかれ

【スポンサーリンク】

「己の長に伐らず」の解説

カンタン!解説
解説

「己の長に伐らず」っていうことわざは、自分の得意なことや長所を人前で大声で自慢しないっていう意味だよ。

例えばね、テストでいい点数を取ったときや、何かすごいことを達成したときに、「ぼく、すごいでしょ!誰よりもいい点取ったんだ!」って大声で自慢するのは良くないっていうことを教えているんだよ。

自分がどんなにすごいことをやったとしても、それを大きな声で自慢するのは、周りの人を傷つけたり、不快にさせたりするかもしれないからだよ。だから、「己の長に伐らず」っていうのは、自分の長所をひけらかさず、謙虚に振る舞うことが大切だと教えているんだよ。

「己の長に伐らず」の使い方

健太
僕って才能があるな。天才だな。
ともこ
己の長に伐らずというわよ。能ある鷹は爪を隠すのよ。
健太
嚢中の錐で隠してもどうせ出てしまうんだから、自慢してもいいじゃないか。
ともこ
自然に出てしまうのと、自慢は違うのよ。
【スポンサーリンク】

「己の長に伐らず」の例文

例文
  1. 自信があることは結構なことだが、己の長に伐らずと自分を戒めた方がむだに敵を作らずに済む。
  2. ともこちゃんは才色兼備だが、己の長に伐らずを守る謙虚な女性だ。
  3. 己の長に伐らずというのに、自慢ばかりしていたら鼻っ柱を折られる日がくるぞ。
  4. 昔の人の言う戒めは的確なものが多く、己の長に伐らずもその一つである。
  5. 己の長に伐らずというから、慎ましく生きた方が周囲から人格を認められる。

ことわざ・慣用句のLINEスタンプ発売中♪

「ことわざ・慣用句の百科事典」で使用している、当サイトのオリジナルイラスト素材が、LINEスタンプとしてついに発売開始されました。

意味を考えながらLINEスタンプを繰り返し使うことで、楽しくことわざや慣用句を覚えることができますよ♪