「大きな魚が小さな魚を食う」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
大きな魚が小さな魚を食う
【読み方】
おおきなさかながちいさなさかなをくう
【意味】
権力のあるものや勢力のあるものが弱者をしいたげること。
「大きな魚が小さな魚を食う」ということわざは、力のある者や影響力のある者が、弱い者を圧迫することを表しているんだよ。
なるほどな、つまり、「強い者が弱い者をいじめる」ってことやな。
大きい魚が小さい魚を食べるように、権力のある人が弱者をしいたげる現象を指してるんやな。これは、社会の不公平さを示す言葉やな。
【語源・由来】
大形の魚が小型の魚を餌にする意から。
【類義語】
・弱肉強食
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「大きな魚が小さな魚を食う」の解説
カンタン!解説
「大きな魚が小さな魚を食う」っていうことわざはね、力のある人や団体が弱い人や小さい団体をいじめたり、利用したりすることを指しているんだよ。
例えばね、大きな会社が小さな会社を買収して、自分たちの利益のために使ったり、強い人が弱い人をいじめたりするようなことをこのことわざは表しているんだ。
「大きな魚が小さな魚を食う」っていう表現は、自然界で大きな魚が小さな魚を餌にすることからきているんだよ。だから、このことわざは、「強者が弱者を利用する」っていう社会の現実を表しているんだね。
「大きな魚が小さな魚を食う」の使い方
大手企業の下請けいじめが問題になっているね。
大きな魚が小さな魚を食うってやつね。
下請け企業がないと大手企業も成り立たないのにね。
会社の規模では技術力は計れないわよね。
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「大きな魚が小さな魚を食う」の例文
- 大きな魚が小さな魚を食うように農民が領主に搾取されていた。
- 権力者の家の子が大きな魚が小さな魚を食うように弱い子をいじめていたが、教師も権力を恐れ見て見ぬふりをしていた。
- いつの時代も大きな魚が小さな魚を食う弱肉強食の世界だ。
- 大きな魚が小さな魚を食うのを防ぐために公正取引委員会があるはずなのに、うまく機能していない。
- お金持ちは大きな魚が小さな魚を食うように弱い者いじめを行い、金で事件をもみ消す。