「螻蛄の水渡り」の意味(語源由来)

螻蛄の水渡り
【読み方】
おけらのみずわたり
初めは熱心だが途中でやめること。


最初から最後まで一貫してやること、それと、他人と自分とは違うんやから無理にまねしない方がええってことを教えてくれてるわけやな。
【語源・由来】
おけらは土の中にいる虫で泳ぎがあまり長く続かないことから。
「螻蛄の水渡り」の解説
「螻蛄の水渡り」っていうことわざはね、どんなに真似しても、最後までうまくいかないことや、初めはやる気満々で始めたけど、途中で挫折してしまうことを言ってるんだよ。
例えばね、友達がすごく上手に何かをしているのを見て、自分もやってみたい!って思って挑戦したけど、うまくいかなくて途中で諦めちゃうこと。それが「螻蛄の水渡り」のようなものなんだ。
「螻蛄」っていうのは、コオロギみたいな昆虫のことで、この昆虫が水の上を渡ろうとしても、うまくいかないっていう話から来てるんだよ。だから、このことわざは、始める時のやる気や情熱だけじゃ、物事を成功させるのは難しいよ、って教えてくれているんだ。物事を始める時は、最後までやり遂げる覚悟が必要だってことを伝えているんだよね。
だから、「螻蛄の水渡り」っていうことわざは、自分の能力を理解して、無理なことはしないように、また、何かを始めたら最後までやり遂げることが大切だって教えてくれているんだよ。
「螻蛄の水渡り」の使い方




「螻蛄の水渡り」の例文
- 大学生は誘惑が多く、学業に対して螻蛄の水渡りとなることが多い。
- 螻蛄の水渡りとならないよう教師が工夫しなければならない。
- はやり物は螻蛄の水渡りとなり、それらのために使う道具は押し入れのごみとなる。
- 巨人の星を見て野球を始めたが、螻蛄の水渡りに終わる。
- 健太くんは三日坊主で、螻蛄の水渡りになることが多々ある。























