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【大木の下に小木育たず】の意味と使い方や例文(類義語・対義語)

大木の下に小木育たず

「大木の下に小木育たず」の意味(類義語・対義語)

意味
【ことわざ】
大木の下に小木育たず

【読み方】
おおきのしたにおぎそだたず

【意味】
大きな木の下は日光が遮られ、小さな木は育たない。転じて、権勢のある者の庇護を受けていては立派な人物になれないというたとえ。

強い者の下では、大物にはなれないことのたとえ。
ことわざ博士
「大木の下に小木育たず」ということわざは、強力な存在の影で成長するのが難しいことを表しているんだよ。
助手ねこ
なるほどな、つまり「強い者の下で育つのは難しい」ってことやな。

大木の下に小木があったら、日なたも風通しもええところを全部大木に持ってかれるから、小木は大きくなれへんんやな。大きな人の下で育つと、自分が大きくなるチャンスが少なくなるってことを教えてくれる言葉やな。

【類義語】
・大樹の下に美草なし
・寧ろ鶏口となるも牛後となる勿れ

【対義語】
・大木の下に小木育つ
・寄らば大樹の陰

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「大木の下に小木育たず」の解説

カンタン!解説
解説

「大木の下に小木育たず」っていうことわざはね、大きな存在の影に隠れている人や物が、自分自身を大きく成長させるのは難しいっていうことを教えてくれるんだよ。

例えばね、有名なサッカー選手の弟が同じくサッカー選手になったとして、その弟が兄ほど有名になるのは難しいよね。それは、兄がとても有名で強い存在だから、弟はその影に隠れてしまうんだ。

「大木の下に小木育たず」はまさにこの状況を表していて、大きな木の下では日光や風を遮られ、必要な栄養分も大木に取られてしまうから、小さな木はうまく育たないんだよ。だから、このことわざは、大きな存在の下で育つのは難しいという教訓を教えてくれているんだね。

「大木の下に小木育たず」の使い方

健太
芸能人の二世って、輝けない人が多いよね。
ともこ
そうね。大木の下に小木育たずっていうからね。親の存在が大きすぎるとうまく育たないのよね。
健太
うちは普通の家で良かったあ。
ともこ
普通の家だから成功するわけじゃないのよ。二世は親の七光りに頼らない努力、健太くんは自分の力で戦う努力をしないとね。
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「大木の下に小木育たず」の例文

例文
  1. 大企業の会社や電力会社がある町は、大木の下に小木育たずというように、企業からの税収に頼って努力をしなくなるので、企業がなくなると立ち行かなくなります。
  2. 政治家の二世って大体大したことがないおぼっちゃんばかり、大木の下に小木育たずって本当だ。
  3. 偉大な監督のチームからは、大木の下に小木育たずというように、良い選手を輩出できなかったりします。
  4. 優秀な父の下に育った僕は、大木の下に小木育たずというように、父の名前のおかげでちやほやされて育ち、落ちこぼれになりました。
  5. 大木の下に小木育たず、いつまでも事務所の力で仕事をとってもらえると思うな、自分を磨く努力をしなさい。

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