「踊り三人見手八人」の意味
【ことわざ】
踊り三人見手八人
【読み方】
おどりさんにんみてはちにん
【意味】
物事を実際に行う人よりも傍観する人が多い。
ああ、なるほどなあ。つまり、「物事をする人より見てるだけの人の方が多い」ってことやな。
ダンスをする人三人に対して、ただ見てるだけの人が八人もおるっていうんやな。実際にやることは大変やけど、ただ見てるだけやと何も進まへんし、行動力が大切やなって教えてくれてる言葉やな。
【語源・由来】
躍る人よりも見物する人の方が多い意から。
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「踊り三人見手八人」の解説
カンタン!解説
「踊り三人見手八人」っていうことわざは、やってる人より見てる人の方が多い、っていう意味だよ。
たとえばね、学校の文化祭や地域のお祭りで、ダンスのパフォーマンスをする子たちがいるとするよ。踊っている子たちは3人だけど、それを見ている人はたくさん、8人やそれ以上いる、っていう感じ。つまり、実際に何かをやっている人よりも、それを見て楽しむ人の方が多いことがよくあるんだ。
このことわざは、物事を実際に行動で示す人は少ないけど、それを見る人や評価する人はたくさんいる、ということを教えてくれるんだよ。だから、何かを始めるときやチャレンジするときは、たくさんの人が見ていることを意識して、自分のベストを尽くすことが大切だね。
「踊り三人見手八人」の使い方
これって効率が悪くない?
監督係が八人で、実際に動くのが私たち三人よね。
踊り三人見手八人だと、明日になっても終わらないよ。
誰がこんな人員配置をかんがえたのかしら。
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「踊り三人見手八人」の例文
- 銃で撃った人に対してSPはたくさんいて踊り三人見手八人だったが、その犯行を止めることはできなかった。
- 踊り三人見手八人ならいい。観客がメンバーより少ないと悲しい。
- 今日は授業の視察があり、踊り三人見手八人で教室内が過密状態で息苦しかった。
- オーディションは踊り三人見手八人だから緊張する。
- 機内で急病人が出て医療関係者が呼ばれたが、呼ばれた医師の処置を踊り三人見手八人のようにほかの乗客が傍観していた。
つまり、行動するより傍観する人の方が多い、という現象を表現しているんだよ。