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「親苦労する、その子楽する、孫乞食する」の意味(類義語)
【ことわざ】
親苦労する、その子楽する、孫乞食する
【読み方】
おやくろうする、そのこらくする、まごこじきする
【意味】
親は苦労して財産を築き、その子は楽をして財産を食いつぶし、孫の代で乞食になるほど落ちぶれるということ。
あー、それはつまり、「親が一生懸命財産作ったのに、子供がそれをドバドバ使って楽しんで、孫がそのせいでお金がなくなって乞食になる」ってことか。
財産を無駄に使ってしまうと、次の世代に大変なことを引き起こす可能性があるんやな。これは、財産を大切に使い、次世代にも引き継いでいく大切さを教えてくれることわざやな。
【類義語】
・親草鞋、子草履、孫裸足
・親は木綿着る子は錦着る
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「親苦労する、その子楽する、孫乞食する」の解説
カンタン!解説
このことわざは、おじいさん(親)が一生懸命に働いてお金を貯めると、お父さん(その子)がそのお金で楽しく暮らしてしまうと、子供(孫)はお金がなくなってしまって困る、という話なんだよ。
つまり、3世代の家族で、おじいさんがすごく一生懸命にお金を貯めて家族を支えるんだけど、お父さんはそのお金であまり考えずに楽しんで使っちゃって、最後には子供がお金がなくて大変なことになってしまう、という意味なんだ。
だから、このことわざは、お金や財産を大切に使い、無駄にしないように気をつけなければならないと教えてくれる言葉なんだよ。おじいさんの一生懸命の努力を無駄にしないように、しっかりと考えて行動しないといけないんだね。
「親苦労する、その子楽する、孫乞食する」の使い方
親苦労する、その子楽する、孫乞食するっていうよね。
売り家と唐様で書く三代目ともいうけど、それよりひどい状況ね。
売る家もなく乞食になっているからね。
せっかく初代が苦労して築き上げたんだから、世襲制にこだわらない方が良いわよね。
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「親苦労する、その子楽する、孫乞食する」の例文
- 親苦労する、その子楽する、孫乞食するといわれるから、二代目の僕は子孫のために胡坐をかいてなどいられない。
- 商売も政治も、親苦労する、その子楽する、孫乞食するとなることが多い。
- 祖父は辛労、子は楽、孫は乞食とか、親苦労する、その子楽する、孫乞食するという。徐々に先細りし続かないものだ。
- 古くから親苦労する、その子楽する、孫乞食するというくらいだから、老舗企業はすごいんだ。
- 親苦労する、その子楽する、孫乞食するなのに、江戸幕府はよく200年も続いたな。
親の努力を無駄にせず、財産を浪費しないように警告している言葉なんだよ。