【ことわざ】
親方日の丸
【読み方】
おやかたひのまる
【意味】
つぶれる心配がないということから、公共企業体などの経営が、ともすると安易になりがちであること。
【語源・由来】
「親方」は国家であるの意。
【英語訳】
Dependence on the government.
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「親方日の丸」の使い方
昨日おじいちゃんの家に遊びに行ったら、叔父さんに会ったよ。
叔父さんは仕事がお休みだったの?
うん。親方日の丸の企業は気楽でいいだろうと、おじいちゃんが話していたよ。
そうだったのね。
「親方日の丸」の例文
- 君の勤めている会社は親方日の丸だから、仕事は楽だろうし倒産の心配もなくてうらやましいくらいだよ。
- 民営化が進んでいるといっても、独占企業のままが続いては、親方日の丸の意識はなかなか消えることがないのではと思う。
- 就職をするなら、親方日の丸という企業にするのが安心だと、祖父がしきりに勧めてくる。
- 親方日の丸といわれている企業だけれど、この頃は採算性や企業努力を求められるようになっている。
まとめ
親方日の丸というように、国が後ろ盾になっている企業や地方自治体は、一生安泰な仕事だというように思われることがあったのではないでしょうか。
しかし、いつまでも安泰というわけにはいかないこともあるのではないでしょうか。
今では、公務員にも企業努力を求められることもあるかもしれません。
どのような仕事でも、責任を持って仕事を行ったり、努力と向上を忘れずに取り組んだりすることが、大切ではないでしょうか。